【藤原義雄の南紀直送便】こういう時こそメンテナンスをしっかりと~道糸編~

 大好きな釣りに行けず、悶悶(もんもん)と過ごしている方は多いだろう。私も、その一人。ならば“来たるべき時”に備えて、道具のメンテナンスをしておこう。

 さて、メンテナンスにもいろいろあるが、今回は道糸に絞って私のやり方を紹介する。釣りから帰ると、まず最初にリールと一緒に道糸も洗う。ただ、洗う前に一仕事。その日に使った道糸を先から10メートル切る。特に酷使して傷んでいる部分だからというのが理由。10メートルというのは一つの目安で、道糸が1・5号以下の細い場合は切る部分がもう少し長くなる。洗い方はリールのドラグをきつく締めて、水道水で丸洗い。特にスプール部(道糸)には水を十分にかけて潮を除く。そして、自然乾燥。こうすることで、道糸が竿のガイドを通るときに潮とガイドがこすれて嫌な音を出すのを防いでくれる。道糸の強度もキープできる。

 私は普段、リールには道糸を150メートル巻いている。巻き替えのタイミングは1・5号なら2回使って交換。1・7~2・5号なら3回で替える。「もったいないなあ」と思われる方は、リールに下糸を巻いた上で75メートル、新しい道糸を巻いてはどうだろう。南紀では75メートルも流して釣ることはまずないだろうから十分だ。道糸は1個150メートル巻きで売られてることが多いので1・7~2・5号の場合、3回で交換するペースなら6回釣行できる。これなら、もったいないと思う気持ちも和らぐのでは。

 リールに道糸を巻くときの注意点は、緩く巻かないこと。緩く巻いてしまうと、魚とやり取りした後、次に仕掛けを投入したときに道糸がスムーズに出ていかないことが起こる。やり取りの最中に順序よく道糸が巻き取られず、スプールの内側に潜り込んでしまったのが原因だ。

 以上のことをぜひ参考にしてほしい。※毎月第1木曜日に掲載。

 ◆藤原 義雄(ふじわら・よしお)1950年9月20日、徳島・鳴門市生まれ。69歳。21歳からグレ釣りを始め、数々のトーナメントで活躍。「ゼロスルスル釣法」の考案者。がまかつ、マルキユーなどメーカー数社のインストラクターを長年、務める。グレ闘友会会長。和歌山県白浜町で餌・釣具店「フィッシングベース海クン」を経営し、南紀の磯釣りに精通。プロ野球は大の巨人ファン。

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