夏の高校野球 東西東京大会、開幕延期・無観客前提での開催模索

スポーツ報知
昨夏の東西東京大会の開会式

 新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の期限延長の方向性が示されたことで、夏の甲子園の地方大会にも影響が生じている。運営規模が最も大きい東京都高野連では、東西東京大会の開幕延期、無観客を前提としての開催を模索していることが1日に分かった。

 全国最多となる272もの加盟校を擁する東京都高野連が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、7月4日開幕という当初の予定に沿った東西東京大会の開催を断念する可能性が出てきた。都高野連の武井克時専務理事は「開幕延期、無観客での試合を想定して、日程の調整や、球場の消毒など必要な準備を検討しています」と話した。

 緊急事態宣言が延長されれば、部活動ができない期間も長くなる。「大会を実施する際に一番大切なのは選手の安全です。そのために必要なのは練習。だから、可能な限り開幕を遅くしてあげたい。開会式の中止もあると思います」と武井専務理事。延期やむなしという考えに至った背景を説明した。

 昨年は、東西合わせて259校が参加(連合チームは1校としてカウント)。計12球場を使って試合を消化した。今年の場合、当初は東京五輪の影響でメイン会場の神宮が7月4日(開会式と開幕戦)しか使用できず、東西両大会の準決勝、決勝は東京ドームで行う予定だった。五輪が延期となり、神宮側に使用日数の増加を求めているが、プロ、大学野球の開催も不透明な現状では、日程の作成は難航することが予想される。

 都高野連では、5月7日に常務理事会を開く予定。「参加校数が日本で一番多いうえ、この状況で各自治体が管理する球場を使用させてもらえるかという問題もありますが、次の理事会は先を見通したものになるでしょう」と武井専務理事。コロナ禍の中でのマンモス大会の運営が、どのように具体化されるか注目したい。

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