◆10位セペダ
巨人史上最強助っ人は誰なのか―。4月23日付の紙面で掲載した投手編に続き、今回は野手編です。1980年以降に在籍した支配下選手を対象にファン投票を実施。G党の思い出のバッターをランキングし、担当記者による秘話も紹介します。大好評コラム「ヒルマニア」でおなじみ蛭間記者の「助っ人列伝」では、戦後初の外国人選手となった与那嶺要ら懐かしい名前も登場。隅々までお楽しみください。
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10位のセペダは五輪やWBCなど数々の国際大会で実績を残していたキューバの至宝。従来、キューバは外国への移籍を認めておらず、それには亡命する必要があったが、政府が移籍容認へ方針に転換したことで14年シーズン途中から“第1号”として加入した。
14年5月15日のヤクルト戦(東京D)で「第80代4番」としてデビュー。初安打&初打点をマークしたが、1年目は52試合で打率1割9分4厘、6発で終了。本来の姿を期待された2年目は28打席無安打の打率0割。あまりの別人ぶりに「本物はどこいった?」などの声が上がった。
▼G党の思い出
「ど真ん中直球を腰を引き見逃し」(20代・男性)
「ご飯屋さんで出会った時に普通に一緒に飲んでくれた。飲み物はコーラ」(20代・男性)
「打率.000」(20代・男性)