鶴見虹子さんが占う女子体操代表争い…畠田瞳、松村、杉原、村上、寺本、そして畠田千愛か

鶴見虹子さん
鶴見虹子さん

 東京五輪の開催が1年延期となりました。体操はまだ代表選手が決まっていなかった状況で、選手としては大きな影響はないと思います。やることは変わりませんし、練習できる期間が延びる。また、けがをしている選手は治療にも時間を割くことができる。五輪は1年後ですが、選考大会までを考えると半年ほど。意外と時間はなく、すぐに大事な試合はやってくるでしょう。

 女子代表の選考は、19年世界選手権代表の畠田瞳選手、松村朱里選手、杉原愛子選手、18年世界選手権個人総合銀メダルの村上茉愛選手、そして過去2大会五輪に出場し、現在は左アキレス腱(けん)断裂からリハビリ中の寺本明日香選手が軸になるでしょう。新たに加わるとすれば畠田千愛選手。瞬発力があって技のキレが良く、小柄ながら床や跳馬はダイナミックな演技に見えます。また、練習では失敗していても本番で決めるメンタルの強さも兼ね備えています。女子は4種目しかなく、一つでもミスが出てしまうと他で挽回することが難しい。ミスしない選手は強いです。

 日本女子の弱点でもある段違い平行棒で期待したいのが畠田瞳選手。日本の選手はシュタルダー系(閉脚系)で肘が曲がってしまう選手が多い中、瞳選手は曲がることなく美しい。今の日本女子体操界の中で一番、段違い平行棒で得点が取れる選手です。

(08年北京、12年ロンドン五輪代表、09年世界選手権個人総合銅メダル)

 ◆体操女子の五輪への道 団体メンバーは4人。当初は、4月の個人総合の全日本選手権の得点を持ち点にして争われる5月のNHK杯上位3人と、残り1人は6月の全日本種目別選手権までの結果を踏まえ、複数種目で団体総合に貢献できる選手を選ぶ(強化本部長推薦の可能性もあり)方式だったが、五輪延期の影響で白紙に。

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