箱根駅伝スカウト、インターハイ中止は活動に大きく影響…勝負強さ測れず 

予定されていた北関東総体の開催地と競技
予定されていた北関東総体の開催地と競技

 全国高体連は26日に行われた臨時理事会で、高校総体の史上初の中止を決定した。

 高校総体の中止は、大学スポーツ界にも大きな影響を及ぼしそうだ。特に、選手スカウトの面では春先から試合がほぼない状態。高校最終学年での情報が少ない上に、実力や勝負強さを測る重要な機会が失われた。

 大学スポーツで注目を集める新春の箱根駅伝も例外ではない。現時点で12月の全国高校駅伝は中止や延期にはなっていないが、秋に行われる都道府県予選の開催は微妙な情勢だ。各大学の指導者やスカウト担当は早ければ、中学時代から選手に目を付け、地方まで足を運んで試合や練習を視察する。3年に進級する4月をメドに、ある程度の新加入選手を決定することが多い。その後の地区予選や高校総体本戦は“テスト”の場として、厳しい目でチェックする。

 だが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大によって、十分なスカウト活動ができていないのが現状だ。大学OBの高校指導者の力を借りるなどして情報収集に努めている。あるチームの監督は「厚底シューズの登場もあってか、昨年は自己記録を伸ばした選手も多かった。走力を見極める機会がないのは苦しい」と明かす。チーム成績に直結する可能性は低いが、4年後には大きな差にもなり得る。(太田 涼)

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