【浦和】立花洋一社長、コロナで大幅減収でもデジタルに活路

スポーツ報知
ウェブ会議アプリで記者会見した浦和の立花洋一社長

 浦和の立花洋一社長(60)は24日、株主総会後にウェブ会見した。19年度の営業収入は過去最高の約82億円に上ったが、今季はコロナ禍で公式戦が中断中。「入場料収入は昨年の23億円を上回る計画だったが、それがなくなると理解している」と大幅な減収を覚悟する一方で「唯一、増えるとすればeコマース。スタジアムで物を購入できないが、ネット通販は増やせる」とグッズなどのデジタル販売に活路を見いだす。

 Jリーグは無観客試合での再開を想定。浦和は14年に一部サポーターが差別的な横断幕を掲げた制裁で無観客試合を経験し、選手らは「二度と経験したくない」と主張してきたが、立花社長は「この状況でリーグの総意として行われるなら、備えなければならない」と語った。また、クラブ施設をPCR検査など医療の場として提供する案については「依頼があれば拠点をいくつか持っているので、適切な場を提供できる」と協力する姿勢を示した。

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