ロッテのドラフト5位・福田光輝内野手(22)が23日、新型コロナウイルスの影響で開幕延期となっている現在の心境を、球団を通じてコメントした。
「1年目なのでいつもの流れも分かっていないので何ともいえませんが、こういう状況の中でしっかりと体を作って、どんな時でもレベルアップしたいという気持ちを持っています。もったいないとかそういう気持ちはないです」。
2月の石垣島キャンプから1軍スタートし、オープン戦では西武・山川、ソフトバンク・松田らと並ぶ3本の本塁打を放つなど、ルーキーながら抜群の打撃センスと存在感をアピールしてきた。開幕1軍も目前ではあったが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、プロ初のシーズンは開幕延期が決まった。
チームが活動休止中の現在は、さいたま市内の寮で体幹やストレッチ、素振りなど毎日2時間の自主練習を行い感覚を維持している。「体作りをもう一回しっかりとしたいという気持ちです。チーム練習が始まるまでにもう一段レベルアップしたい。それしか考えていないです。技術練習はチーム練習が始まらないとできないけど、体幹やインナー、ストレッチはしっかりと出来る。プロでは試合数も多いので今は、それについていく体を作る期間にしたいです」と前向きだ。自身のレベルアップに向け、トレーニングを重ねながら開幕を待つ。