東北福祉大・近藤俊太、ハイレベルの紅白戦で台頭 バランスボールで目覚めた広角打法

4月上旬の紅白戦に出場し、笑顔をみせる東北福祉大・近藤
4月上旬の紅白戦に出場し、笑顔をみせる東北福祉大・近藤

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で例年とは違う流れのなか、東北福祉大(宮城)の大塚光二監督(52)は、6月13日に再延期された仙台六大学春季リーグ戦開幕に向け、最善策を取りながら進んでいく。

 紅白戦を重ねてきた東北福祉大のなかで“新戦力”が台頭してきた。近藤俊太内野手(2年)=八戸学院光星出=は昨秋リーグ戦開幕戦にスタメン出場も、結果を残せずメンバー落ち。持ち味の打撃を磨き、再度定位置奪取を目指す。

 高いレベルでの紅白戦で、近藤のバットが存在感をみせてきた。「自分の形で打てることが大事」(近藤)という言葉通り、広角に打ち分ける打撃を披露。大塚監督の助言を胸に取り組んできた、冬場の成果が出た。

 打つ際に体が前に突っ込む癖があり、指揮官からは「前の壁を意識して」。体が動かないように、自主練習ではバランスボールに座った状態でトス打撃を実施。体の軸がぶれないように注意し、癖を修正した。「打撃フォームも作り直して、一からやった」と近藤。巧みなバットコントロールを発揮できるようになった。

 昨秋リーグ戦は1年生ながら宮城教育大との開幕戦に9番・一塁でスタメン出場も、3打数無安打。翌日も2打数無安打で終わると右肘痛を発症したこともあり、その後は出番がなかった。紅白戦で主に守った二塁で、再びスタメン出場そしてリーグ戦初安打を狙う。

 「自分のことよりもチームの勝利。次につなぐような打撃をしていけば、結果もついてくる」と力強く話した近藤。練習再開がいつになるか不透明な状況だが、アピールする気持ちは忘れない。6月のリーグ開幕まで、さらに力をつけていく。(有)

 ◆近藤 俊太(こんどう・しゅんた)2000年4月20日、神奈川・横浜市生まれ。20歳。川上小5年時に前田グリーンスターズで野球を始め、6年時にはDeNAジュニアでプレー。秋葉中では旭峰ポニーに所属し、3年時に全国大会優勝。八戸学院光星では3年夏に甲子園出場。177センチ、75キロ。右投左打。家族は両親と兄2人。

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