【中日】ロッテ・鳥谷と交流戦でマッチアップを熱望していた京田陽太「個人的には鳥谷さんと試合したかった」

スポーツ報知
中日・京田

 中日・京田陽太内野手(25)が18日、名古屋市内の自宅で代表電話取材に応じた。17日の12球団代表者会議で交流戦中止が決定。かねてから楽しみにしていたロッテ・鳥谷敬内野手(38)とのマッチアップも幻となり「交流戦は普段戦わないチームとの対戦。選手が楽しみにしている部分もあった。残念ですが中止。仕方がない」と、本音を明かした。

 京田にとって鳥谷は、野球を始めたときから背中を追い続けてきた憧れの存在。「遊撃手」「右投左打」「背番号1」(阪神時代の鳥谷の背番号。ロッテでは「00」)と共通項も多い。愛着を持って使う用具も同じメーカーのものだ。京田は「個人的には鳥谷さんと試合したかった。攻守交代で僕が鳥谷さんの守ったところに行って、次は鳥谷さんがその場所に行って、というのをやりたかった」。新型コロナウイルスの影響が無ければ6月2日からの3連戦(ナゴヤドーム)で久々に顔を合わせるはずだった。

 残された可能性はポストシーズンでの対戦。今後の情勢ではそれすらもかなわないかもしれないが、まずは自分のやるべきことに集中する。中日は21日から自主練習を再開。チームを引っ張る選手会長は「練習ではみんなできることをやろう、与えられた環境で自分は何ができるかを考えてやっている。それぞれ自分と向き合って」と前を向き、黙々と準備を続ける。

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