女子3000M障害の小池彩加、東京五輪出場へ母校で強化…延期プラスに9分台目指す

東北福祉大OGの小池は故郷・仙台から東京五輪出場を狙う
東北福祉大OGの小池は故郷・仙台から東京五輪出場を狙う
満開の桜が並ぶ母校のグラウンドで走り込む小池(カメラ・長井 毅)
満開の桜が並ぶ母校のグラウンドで走り込む小池(カメラ・長井 毅)

 東北福祉大OGで陸上女子3000メートル障害の小池彩加(27)=大和田住宅仙台=が1年延期となった東京五輪出場に向け、母校でレベルアップを図っている。

 昨年9月に行われた全日本実業団選手権(大阪)で10分6秒06で優勝。一度は外れてしまった強化対象選手に“復帰”した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で4月以降に出場予定だった大会が中止となったが、「こっちに帰ってきて東京五輪の目標を掲げてやってきたが、正直、準備期間が足りなかった。『あと1年あれば、おもしろかったかもね』と、いろんな人と話していた。この1年間は自分にとってはいい準備期間だと捉えられる。マイナスではなく、プラス」と、逆風を“追い風”に変えるつもりだ。

 18年春に家庭の事情で2年所属した実業団のエディオンを退社し、母校の東北福祉大陸上部OBが経営に携わる大和田住宅仙台に入社した。現在は母校の冠木監督に指導を受けながら汗を流す。「日の丸をつけるというのは監督の夢でもあった。その夢をかなえるために競技をやっているというのもある。世界陸上か五輪に出られるまでは辞められないですね」と決意を口にする。

 悲願成就のためには、現在の日本ランク(5位)と世界ランク(123位)の上昇と10分4秒73の自己記録更新が課題。12月1日以降の大会でポイントを稼ぐことが求められる。「まずは9分台、世界ランクを上げるために9分40秒台を出す。来季は一つ一つの大会が大事になる。タイトルを取ってランキングを上げて、最終的に来年の日本選手権で優勝」と五輪出場までの夢プランを描いた。(長井 毅)

 ◆小池 彩加(こいけ・あやか)1993年4月9日、仙台市生まれ。27歳。聖和学園高から陸上を始め、3年時に宮城県選手権800メートル優勝。東北福祉大では4年時に日本選手権3000メートル障害10位。全日本大学女子駅伝1区22位。卒業後エディオンに所属、2017年日本選手権3000メートル障害4位。18年春から大和田住宅仙台所属となり、19年全日本実業団選手権3000メートル障害優勝。158センチ、45キロ。家族は両親と兄。

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