【広島】大瀬良大地、“幻の開幕戦”146球完投「1、2失点くらい。9回に余計な四球」

大瀬良大地
大瀬良大地

 広島・大瀬良大地投手(28)が11日、マツダのブルペンで“幻の開幕戦”を想定した146球の投げ込みを行った。3月20日の中日戦(マツダ)で2年連続の大役を務めるはずだったエースは、インターバルを挟みながら、1回15球を目安に9セットの熱投。「現状で試合の感覚で投げる最善のことはできた」と、充実した表情を見せた。

 大島、高橋、ビシエドら、頭の中で、相手打者のイメージがはっきりできていた。走者など細かく状況設定し、ボールカウントを数え、配球も考えてのマウンド。「1、2失点くらい。9回に余計な四球があった。(佐々岡)監督にあれならクローザーに(準備するよう)電話をかけていると言われた」と、最後は苦しみながらの完投勝利だった。

 100球以上投げたのは、3月20日の中日との練習試合(マツダ)の101球以来。心のギアが上がらないまま7回4失点だったが、中21日の登板ではリベンジに成功。佐々岡監督も「先が見えない中で集中してしっかり入っている」と高く評価した。

 広島でも新型コロナウイルス感染者は増加しており、不安は募るばかり。10日の休養日も愛犬の散歩以外は外出せず、自宅で過ごした。心身ともに難しい調整が続くが「練習試合もできる状態ではない。肩や体が落ちるのはもったいない」と今できるベストを追求。「正解が分からないのでとにかくその日その日の体と、トレーナーさんや首脳陣と相談し、手探りで維持してやっていきたい」と右腕。見えない開幕に柔軟に対応していく。(坂口 愛澄)

 ◆大瀬良の球数 昨季、最も球数が多かったのは4月5日の阪神戦(マツダ)の133球。14年のプロ入り以来、140球以上投げたのは、2度だけ。最多は14年5月1日の阪神戦(甲子園)の148球。なお、昨季の開幕戦は巨人戦(マツダ)で124球を投げて、8回無失点の勝利投手になった。

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