力士1人に新型コロナ陽性反応、相撲部屋の暮らしとは…関取のお世話は全て若い衆

春場所以降のスケジュール
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 日本相撲協会は10日、幕下以下の力士1人に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出たと発表した。発熱などの症状があった当該力士は9日に感染の有無を調べるPCR検査を受けていた。芝田山広報部長(元横綱・大乃国)によると、所属部屋を含めて他の力士らに体調不良者は出ていない。感染拡大により、3日に夏場所(東京・両国国技館)を2週間延期(5月24日初日)したばかり。角界初の感染者が出たことで開催自体に暗雲が垂れ込めた。協会は全45の相撲部屋に予防策順守などを問う緊急調査を実施した。

 ◆相撲部屋の暮らし

 ▼誰が住んでいる? 各部屋に所属する親方やおかみさん、力士ら。部屋によっては先代師匠、床山や呼び出しなども一緒に暮らす。幕下以下の力士は大部屋を数人で共有。関取(十両以上の力士)になれば個室利用が許される。関取は部屋を出ての一人暮らしもでき、家族と暮らす力士もいる。

 ▼どんな1日? 朝は番付の低い力士から早く起き、稽古の準備を行う。部屋の力士全員で朝稽古を行い、その後昼食(朝食を兼ねる)を食べて昼寝する。午後に稽古はなく、夕食を食べて就寝。稽古、食事は原則全員一緒に行う。

 ▼食事の用意や洗濯は? 原則、全て若い衆(幕下以下の力士)が行う。ちゃんこ番と呼ばれる食事係は、朝は稽古中に調理。稽古後の食事は親方、関取衆、若い衆の順番にとる。親方や関取の食事中は、若い衆が給仕。食品、日用品の買い出しや部屋の掃除、関取の衣服の洗濯なども、基本は全て若い衆が行う。朝は早起きで、関取の身の回りや部屋の世話をするため就寝は最後の若い衆。関取になればこれらの仕事が免除されるため、日々強くなるため稽古に励んでいる。

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