テレ朝「報ステ」森川夕貴アナ、“感性度”高めたい…コロナ情報「正確に」伝える

「報ステ」で欠かせない存在に成長した森川夕貴アナ
「報ステ」で欠かせない存在に成長した森川夕貴アナ
報道姿勢について真剣な表情で語る森川アナ
報道姿勢について真剣な表情で語る森川アナ

 テレビ朝日の森川夕貴アナウンサー(26)。世界を震撼(しんかん)させている新型コロナウイルス情報を看板番組「報道ステーション」(月~金曜・後9時54分)で伝えている。緊急事態宣言も発令され、危機的状況が続く。「誰も悪くない。数字、言葉遣いなど一つ一つ気を使っています」と緊張感を語った。

 透明感ある笑顔と冷静な口調の中にも緊迫した舞台裏が伝わってくる。

 「毎日、少人数でチームを作り、何を伝えるか話し合います。数字は絶対に正確に。視聴者がどう受け止めるかを考えて。風評被害にもつながらないように…。一つ一つに気を使います」

 被害状況や感染経路など、視聴者が知りたいことを伝えるだけではない。

 「ウイルスが誰からうつったという証拠はありません。『この方だろうな』と想像できても、なるべく特定しないように事実だけを伝えます。クラスターにしても、起きた商業施設や病院は経営に関わりますから」

 視聴者の在宅時間が増え、世界的話題ということもあり「報ステ」の世帯視聴率が20%を超える日も。だからこそ表現にも注意を払う。

 「先日ある県の集団感染を伝える際に『感染が心配されている』という原稿の表現が、聞いた方をドキッとさせてしまうのではと気になりました。その県の感染者は現状2桁。『感染が拡大されています』に訂正しました。私もコロナは怖いですが、放送で『怖いです』と不安をあおってもいけないと思います」

 入社5年目。ひょんなことから飛び込んだテレビの世界だ。

 「地元の静岡で観光大使をやっている時、河口湖でテレ朝の『題名のない音楽会』を収録していました。コラボ企画で参加したのがきっかけです」

 入社早々の4月から「報ステ」天気キャスターに抜てき。看板番組の重圧を味わった。

 「父は喜んでいました。新聞を買い占めてた写真が携帯に送られてきて。私としては、正直何が何だか分からないまま時間が過ぎました」

 当初、事件や災害の被害者にマイクを向けることに抵抗も。だが2018年の西日本豪雨の現場取材で変わった。

 「前は『メディアって何なんだろう』と思っていて。その中で家が流されてしまった男性に密着しました。最初、ご家族も取材を嫌がっていましたが、通ってお手伝いもするうちに笑顔を見せてくれるようになりました。だんだん『この方たちのために、自分がどうお役に立てるのか』と考えるようになりました」

 一方でミスも経験。入社早々の天気予報で「明日は雨が降る予定です」と伝えたのだが。

 「『誰が予定しているんだよ! 天気は誰かが決めているのか?』とスタッフに怒られました。失敗はいっぱいありますが、言えないものばかりです」

 報道畑を歩み、発見の日々だ。

 「今後も報道をやってきたい。まだ5年目で経験も浅いので現場にどんどん行きたいです。感性を高めて伝えられるアナウンサーになれれば」

 番組先輩の小川彩佳アナ、竹内由恵アナ(ともにフリー)の結婚や第1子妊娠など明るい知らせが続いている。

 「以前は結婚か仕事かというイメージでしたが。小川さんや由恵さんを見ると、女性っていろんなキャリアの積み方があるんだなと思います。私はまだ結婚願望はないです。やっぱり仕事が楽しいですし、今与えてくださっているチャンスを目いっぱい使いたいです」

 ◆森川夕貴(もりかわ・ゆうき)
 ▼生まれ・経歴 1993年9月2日、静岡県生まれ。26歳。上智大学外国語学部卒業後の2016年に入社。同期に桝田沙也香アナ
 ▼ミス富士山 2013年6月、グランプリに選ばれ観光大使に
 ▼資格 英検準1級、高等学校教諭第一種免許状など
 ▼特技 指の関節を曲げること
 ▼休日の過ごし方 Netflixなどで海外のリアリティーショー観賞。「7日からテレビ朝日とKDDIによる新動画配信サービス『TELASA(テラサ)』始まりました!」
 ▼ペット 高校時代、米国に留学した際にホームシックを癒やしてくれたのが猫。昨年11月からメスのトンキニーズ「オリ」を飼い「心が通じあっている、と私は勝手に思っています」

「報ステ」で欠かせない存在に成長した森川夕貴アナ
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