W-1活動休止で主戦場を失ったメキシコのマスクマン、パンテーラが日本最終戦で勝利…15日に帰国へ

あいさつするエル・パンテーラ(中央)
あいさつするエル・パンテーラ(中央)

 今月1日に無期限活動休止となったWRESTLE-1(W-1)を主戦場にしてきたメキシコのルチャドール、エル・イホ・デル・パンテーラが7日、埼玉・蕨市のアイスリボン道場で、ワンマッチの無観客による「飛鳥プロレス・スタジオマッチ~パンテーラ壮行試合」を行った。

 メキシコ本国への帰国を決断したパンテーラは、9日の飛鳥プロレス(東京・新宿FACE大会)で、最後の試合を行う予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、東京都、会場側からの自粛要請があり中止に。さらに千葉・2AWスクエアでの開催が決まったが、千葉県が平日夜間の外出自粛要請の延長を発表したためこれも断念。飛鳥プロレス・篠瀬三十七代表がアイスリボン・佐藤肇社長に相談して、日本でのラストマッチが決まった。

 パンテーラは児玉裕輔、瀧澤晃頼と組んで、田中稔、大和ヒロシ、勝俣瞬馬(DDT)組と激突。12年夏にWNCマットに初来日したパンテーラは、WNCの活動休止後は、W-1を主戦場にしてきた。パンテーラはジャベ、ウラカンラナなど華麗なルチャ殺法を披露。稔はパンテーラと激しいエルボー合戦の後、手厳しい場外戦を仕掛けた。劣勢に回ったパンテーラだったが、パートナーの児玉、瀧澤が好アシスト。最後は孤立した大和に、強烈なスワントーンボムを見舞って、3カウント(18分20秒、体固め)。日本ラストマッチを勝利で飾った。

 パンテーラは「7年前、WNCに来て、メモリーがいっぱいある。今日はうれしかったけど、(日本を離れるのが)悲しい。私はメキシコ人だけど、心は半分日本人。私のセカンドハウス。ファンの皆さん、本当にありがとうございます。将来、また日本に来れたら、どこの団体でもいいから上がりたい。私はメキシコで15歳でデビューして、メキシコのスタイルでやってきたけど、日本のスタイルは違う。厳しかったけど、勉強になった。ファン、スポンサー、レスラー、スタッフ、みんなに『ありがとう』と言いたい」と感謝の言葉を述べた。15日に帰国する。

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