陸上界がビデオメッセージでバトンパス「いまスポーツにできることリレー」 8日は山県亮太が茶碗蒸しの作り方を伝授

山県亮太
山県亮太

 新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛ムードが広がる中、陸上の人気選手がSNS上で「いまスポーツにできることリレー」と題したビデオメッセージのバトンをつなぎ、注目を集めている。

 8日は、銀メダルに輝いたリオ五輪男子400メートルリレー第1走者の山県亮太(セイコー)が、自宅で簡単にできる茶碗蒸しの作り方を伝授。「意外に手軽に出来てタンパク質が多いのでおすすめです」。材料は、たまご1個、ささみ20グラム、塩、だし汁で仕上げた。感染症対策についても言及。「ウイルスがこれ以上広がっていかないようにしていきましょう」と呼びかけ、17、19年世陸2大会連続銅メダルの多田修平(住友電工)のバトンをパスした。

 “リレー侍”がつないでいるバトンの発端は、7日にリオ五輪第2走者の飯塚翔太(ミズノ)がアップした動画。外出を控えて自宅にいてもできる練習法として、足指のストレッチやトレーニングを紹介。視聴者から「とっても勉強になりました!」などと反響を集めた。飯塚が山県にビデオメッセージについて話したことをきっかけに、リレー形式で発信していく運びになったという。

 リレーはもう1本ある。こちらのスターターは、女子100メートル障害で19年ドーハ世界陸上代表の寺田明日香(パソナグループ)だった。土井杏南、北口榛花、戸辺直人(ともにJAL)とバトンがつながっている。室内での練習メニューや感染症対策を呼びかける内容で、視聴者の反響を集めている。

 陸上界も6月に予定していた日本選手権が今秋に延期となり、飯塚をはじめ強化選手が拠点とする味の素トレセン(NTC)が閉鎖されるなど、各方面に影響が出ている。練習施設確保など各々の模索が続く中、何とかしてファンにも力を与えようとする姿勢は、今後も共感と注目を集めそうだ。

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