錦織圭、ラケットをコントローラーに持ち替えてeスポーツ大会出場も

錦織圭
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ジャズのミッチェル(右)とeスポーツで対戦したウィザーズの八村(YouTubeのNBA公式チャンネルから)
ジャズのミッチェル(右)とeスポーツで対戦したウィザーズの八村(YouTubeのNBA公式チャンネルから)

 世界中であらゆるスポーツの試合が延期、中止される中、戦いの場をオンラインに移し、ゲームで競う動きが広がっている。既に開催されたF1、NBAなどに続き、男女ツアーが7月13日まで中断中のテニスでは、実際の大会が延期されたマドリード・オープン(OP)主催者が6日、ゲーム大会を開催すると発表。ゲーム好きを公言する錦織圭(30)=日清食品=の参加も期待され、世界中のスポーツファンにとっても注目の大会となりそうだ。

 テニス選手がラケットをコントローラーに持ち替えて火花を散らす。マドリードOPの主催者は27~30日に、新型コロナウイルスの影響で経済的困窮に陥っている選手らへの支援を目的としたゲーム大会を行うと発表した。自宅から参加する男女各16選手は後日発表され、ゲーム好きの錦織の参加も期待される。男女の優勝者は賞金15万ユーロ(約1780万円)のうちいくら寄付するか決める。さらに5万ユーロ(同590万円)が感染症対策に寄付される。

 男女ツアー大会は3月上旬から7月13日まで中断されている。4大大会に次ぐ規模で男女共催のマドリードOPも5月1~10日開催予定が延期になった。大会責任者のフェリシアノ・ロペス氏は「大会延期を発表してから、どうやってファンにテニスを届けるか考えてきた」と説明。ゲームはロジャー・フェデラー(スイス)ら実在する選手の動きを再現した「テニス・ワールドツアー」を使い、ファンは大会公式SNSなどを通じ“テニス観戦”を楽しむことができる。

 実際の試合が中止、延期となる中で、トップ選手とeスポーツが融合する大会が増えている。NBAではウィザーズの八村塁(22)が3日から始まったトーナメントに参加。F1は実際の日程と合わせて大会を開催した。サッカーではスペイン1部リーグが大会を主催し、各チームの代表を選ぶ戦いから白熱。Rマドリードのスペイン代表FWアセンシオが優勝した決勝戦は約17万人が視聴した。生のプレーや試合が見せられない状況で、ファンに新たな楽しみを提供する試みは今後も広がっていきそうだ。

 ◆eスポーツ大会を開いた主な競技

 ▼NBA 3日から16人によるトーナメントを開催。八村は1回戦でレイカーズを選び、新型コロナウイルス感染から回復したドノバン・ミッチェル(ジャズ)に勝利。

 ▼モータースポーツ F1はバーレーンGP(3月22日)に合わせバーチャルGPを実施。現役、OBらがゲーマーと競った。

 ▼サッカー スペイン1部は20~22日に大会を開き、アセンシオ(Rマドリード)が優勝。支援金18万ユーロ(約2135万円)が集まった。ドイツは同28日から1部、2部計26チームから、プロ選手とスタッフやeスポーツ選手の2人でチームを組み対戦。

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