中日・梅津晃大投手(23)に、スポーツ報知・中日担当のアカウント(@hochi_dragons_)で募集した質問をぶつけてみました。大好評だった第1弾の郡司裕也捕手(22)が“兄貴分”と慕う竜のイケメン投手が、ざっくばらんに答えてくれました。質問数が非常に多かったため前編・後編に分け、前編は「野球」に特化した質問、後編は「生活」に特化した質問についてお届けします。(企画・構成=長尾 隆広)
※取材は4月2、3日に行いました
【前編】
―待望の第2弾です。よろしくお願いします
梅津(以下、梅)「ファンの方が喜んでくれることならぜひ。お手柔らかにお願いします(笑い)」
―新型コロナウイルス感染拡大防止のため練習にも制限があります。どんなことに気をつけている?
梅「手洗い、うがい、除菌など基本的なことを大切にしています。部屋では体幹トレーニングをしてます」
―今季の目標に掲げていたことは?
梅「1年間ローテを守る。そして2桁勝利です」
―中日で尊敬している選手は?
梅「本当にたくさんいます。悩ましい・・・。一人挙げるなら、やはり大野奨太さん。東洋大の先輩ということもありますし、困った時は必ず相談しています。的確にアドバイスを頂けますし、大野奨さんに受けてもらったときは大谷翔平さんの気分になりました」
―心のイケメン・柳投手は優しいですか?
梅「仲良いですよ。めちゃくちゃおもしろいですし、本当にかわいがってもらってます。ただバレンタインの時に僕が手渡しでチョコをもらっているのを見て、『俺は宿舎に届いているからな』(柳)と闘志メラメラでした(笑い)」
―イケメンベスト9では勝ちたい?
梅「柳さんには負けたくないです!(即答)」
―大野雄大投手の尊敬しているところは?
梅「ノーヒットノーラン達成や最優秀防御率も取って野球でも結果を残しているのに、全く偉ぶらない。謙虚な姿勢や人付き合いの良さは尊敬してます」
―高橋周平選手はどんな主将?
梅「第一印象は・・・怖かったです(笑い)。最初はぶっきらぼうな感じでしたが、打ち解けたら本当に優しい。グラウンドで一番声出しているのも周平さんです」
―京田選手の守備は?
梅「美しいですよね・・・。大学時代から見てましたが、あの守備は目の保養です。全てにおいて完璧。京田さんの守備に目がくぎ付けになります」
―目標としている選手は?
梅「大谷翔平さん。(昨オフに会話はできた?)まだ機会はないです。いつかお会いしたいです」
―モチベーションは
梅「大谷さんの動画を見て自分を奮い立たせてます。ナゴヤドームでの練習も気持ちが高ぶりますね。3万人以上のファンの方の前で野球するのは本当に楽しい。たとえ練習でも『ここでいい投球がしたい』と思いながら練習しているので、モチベーションは上がります」
―寮で仲の良い選手は?
梅「大蔵(彰人)さんです。昨年もよくご飯に連れていってもらいました。買い物にもよく行ってました」
―昨年印象に残ったことや意識する打者は?
梅「ナゴヤドームで完璧な本塁打を打たれた巨人・岡本選手。打たれた瞬間『どこまで飛んでくんだよ』と思いました。球界トップクラスの打者が同級生。これから何度も対戦することになるので、絶対に負けたくないという気持ちは強いです」
―球速の野望は?
梅「まずは155キロ。体を強くしていずれは160キロ出したい。ただ単に球速を出したいというより、打者を押し込むような、強い真っすぐを投げたいです」
―ピンチで心がけていることは?
梅「ピンチの時ほど時間をかけて相手の勢いに乗らないようにしてます。逆に走者がいない時はピッチを上げてどんどん投げ込み、自分のペースを作ります。ここぞの1球は仮に打たれても自分が後悔しない球を選択します」
―けん制球は緊張しない?
梅「結構自信ありますよ。昨年は2軍も含めて4つ刺しました。(いつから上手に?)プロ入りが決まってから投球だけじゃなく、けん制やフィールディングをもう一度見つめ直して練習しました」
―どうなったら梅津投手みたいになれる?
梅「難しいなぁ・・・。周りは僕がプロ野球選手になるとは思ってなかった人もいたはず。身長は遺伝だと思いますが、プロ野球選手になるために諦めずこつこつ努力を続けることが大事だと思います」
―プロ、アマでの思い出の試合は?
「(アマは)東洋大3年時のセガサミーとの練習試合です。この試合は野球人生の中で全てパーフェクトだった。9回82球、無四球3安打で完封。9回を82球ですよ! 最初から自分の思った通りに投げることが出来て、過去最高の投球です。(プロは)1軍初先発の阪神戦。『これだ!』というきっかけになったフレッシュ球宴、丸亀の2軍・阪神戦も思い出に残っています」
次回は、普段の梅津投手にフォーカスした【後編】です。郡司選手本人からきた質問にも答えていただいています。お楽しみに!(近日公開)