高山勝成、定年延長を認められる見通し。ウェブ会見でホッ

ウェブ会見した高山勝成(中央)
ウェブ会見した高山勝成(中央)

 アマ転向、東京五輪予選挑戦を経てプロに再転向した元世界4団体ミニマム級王者・高山勝成(36)=寝屋川石田=が6日、ビデオ会議アプリ「Zoom」を用いて会見した。この日の日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会による新型コロナ対策連絡協議会において、自身も国内ボクサーの定年37歳の延長が認められる見通しとなり「皆様に感謝している。いま自分ができるベストを尽くし、来たるべき日へ精進していく」と安どし、意気込んだ。

 5月10日に地元大阪でサウスポーの森青葉(20)=泉北=とのプロ復帰戦が予定されていたが、新型コロナの影響で延期。同12日の誕生日で37歳となるため、定年延長を訴えていた。JBCルールにより、元王者は特例で定年延長の対象となるが、最終試合から3年以内の者に限る。高山の場合は16年8月のプロ最終試合から3年を過ぎており、37歳となるまでに1試合消化しなければならなかったが、救われた。

 この日は、サウスポー相手に軽快に動くスパーリングの様子も動画で公開。日本人初の同一階級4団体王座獲得などの実績が評価され、プロ復帰戦の前に早々とWBA世界ミニマム級10位にランクインした高山は「ここからランキングを上げていかないと(王座に)たどり着けない。射止める所まで行けば、その時の王者に全力でぶつかる」ときっぱり。新型コロナの影響で、復帰戦を仕切り直す日時は現在未定だが、ライトフライ級での2階級制覇を目標に掲げ、まずは2度目の“プロデビュー戦”へ備える。

 ◆高山勝成(たかやま・かつなり)1983年5月12日、大阪市生まれ。36歳。中学2年からボクシングを始め、高校には進まず2000年10月、17歳でプロデビュー。05年4月、21歳でWBC世界ミニマム級王座奪取。以後WBA暫定、IBF、WBO同級王座を順に獲得し、日本人初の世界4団体王座制覇。14年春に30歳で愛知・菊華高へ進学。卒業した17年春、名古屋産大入学と同時にプロ引退とアマ転向を表明。18年10月、アマ選手登録。19年夏、全日本選手権・愛知県選考会で優勝も、同・東海ブロック予選で敗退し、東京五輪出場が消滅。20年3月17日、プロライセンスを再取得。通算成績はプロ31勝(12KO)8敗1無効試合、アマ2勝1敗。身長158センチ、右ボクサーファイター。家族は両親、兄、弟。

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