高岡第一の快速右腕・佐伯成優、最速更新146キロマーク…新型コロナ不安の中「夏に向け圧倒的な力を付けたい」

昨秋の北信越大会で力投した高岡第一・佐伯成優
昨秋の北信越大会で力投した高岡第一・佐伯成優

 高岡第一の快速右腕、佐伯成優(なりまさ、3年)が、3月末の練習試合で自己最速の146キロをマーク。これまでにプロ9球団のスカウトが視察するなど、評価を上げている。佐伯は「どんどん調子が上がっている。今は8割くらいの力で投げています」と手応え。186センチの長身から投げる角度のある速球とキレのあるスライダーを武器に、先月28日、県内チームとの練習試合では、4回を投げ1安打無失点に抑えた。

 昨秋の県大会は3位で北信越大会出場も、初戦で星稜(石川)に3―5で敗戦。先発した佐伯は5回2/3を投げ4失点(自責3)と打ち込まれた。冬場は下半身強化を目指し、2日おきにバーベルを使用したスクワットを実施。重量は当初の100キロから160キロまで一気にパワーアップ。体重も8キロ増の80キロとなった。佐伯は「ズボンがワンサイズ大きくなった。昔のジーンズが履けません」と苦笑い。新型コロナウイルスの影響で休校となった3月も「不安だったが、夏に向け圧倒的な力を付けたい」と自主トレに励んできた。

 昨秋は最速144キロだったが、負担がかからないフォームに改良し球速もアップ。あるパ・リーグのスカウトは「体も大きく、強いボールを投げられるのは魅力。秋と比べて良くなっている。十分にドラフト対象です」と期待した。

 春の県大会は18日に開幕予定だが、富山県内でも新型コロナウイルス感染者が増え、開催は非常に厳しい状況だ。「夏は絶対に勝ちたい。球速にこだわらないが、150キロ以上は出したいです」。夏の頂点を見据え、さらなる成長を目指す。(中田 康博)

 ◆佐伯 成優(さえき・なりまさ)2003年1月3日、砺波市出身。17歳。庄南小3年から野球を始め、庄西中2年時にエースとして県大会準優勝。高岡第一では1年夏に公式戦初登板。2年秋には2番手投手として活躍。186センチ、80キロ。家族は両親と姉。尊敬する選手はエンゼルスの大谷翔平。得意科目は数学。血液型A。

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