【清水】伊藤研太、リーグ戦初先発へ守備で魅せた「今年が最後のチャンス」

ゲーム形式の練習で競り合う清水DF伊藤(左)
ゲーム形式の練習で競り合う清水DF伊藤(左)

 J1清水エスパルスDF伊藤研太(20)が4日、鹿児島キャンプ以来約2か月ぶりに11対11のゲーム形式の練習に出場し、スタメン入りをアピールした。守備力向上を成し遂げ、リーグ戦デビューへの足がかりをつかむ。チームは三保で約1時間半、調整した。

 伊藤にチャンスが巡ってきた。調整中の主力選手に代わり3バックの左で出場。ペナルティーエリアに侵入しようとする相手に体を寄せてピンチの芽を摘んだ。ボールを持てば、後方から前方を見渡しビルドアップした。「声を出すことを意識した。左MFの石毛(秀樹)さんとも連携して、守れた」と伊藤。クラモフスキー監督(41)も「守備がよかった。研太は、プロとして力を伸ばしている」とたたえた。

 鹿児島キャンプでアピールできず、これまでは三保で主力が参加する11対11が始まると、コートから離れ新人たちと別メニューをこなしていた。悔しさを押し殺し、「いつでも入れる準備をしてきた」と課題の守備を磨いた。新人だった18年にルヴァン杯で3試合出場してから、公式戦出場はない。「今年が最後のチャンスだと思っている。リーグ戦に出たい」と闘志を燃やした。

 3日に公式戦の再開が白紙になり、2月末から続く中断期間はさらに延びた。それでも伊藤は「練習する時間が増えたのはチャンス。全力を出して、アピールする」。正確なパスとクロスを売りにするプロ3年目が、春に変ぼうする。(山田 豊)

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