自民党の小野田紀美参院議員が1日、政府が1世帯2枚の布マスクを配布する方針を示したことに対し、ツイッターに「こんな話一度でも自民党の会議で出た?なんで今回自民議員の必死の訴えは全然聞き入れんのにこーゆー事急に決めてするん」「与党議員って何なん」などと投稿したものが反響を呼んでいる。
1日は安倍首相が、新型コロナウイルス特措法に基づく政府対策本部会議で、全世帯に2枚の布マスクを郵送で配布する方針を表明していた。
この報道を引用する形で小野田氏は「いや、そのシステム初耳じゃしどう検索しても全然出てこんのじゃけど、ていうかこんな話一度でも自民党の会議で出た? なんで今回自民議員の必死の訴えは全然聞き入れんのにこーゆー事急に決めてするん。それ出来るんなら小切手送りゃーえーがん。何なん。与党議員って何なん」「まずマスク必要なの病院等じゃねん。国民には早く現金給付したらマスクやこーそのお金で布とかで作れるがん。んでこの送料なんぼかかるん。予算なんぼなん。そのお金あったら給付増やせるんじゃねんか。どこの誰が決めたん。今回のコロナ一連、一般自民議員の意見はなんでここまで聞いてもらえんのん」と投稿した。
ところがこの2つの投稿は、大反響を呼んだ。その後、小野田氏は「Twitter留守にするつもりでしたが、自らの脊髄反射を反省しに浮上。普段ならソース元細かく見に行くのですが、今回は記事添付の一部映像を見て感情のままに反応してしまいました。そこは深く反省しています。昨日の全文が上がってますので貼り付けます」と政府の発表リンクを貼り付けて“軌道修正”した。
さらに「添付した記事のような報道の事実確認や、台湾をはじめとした他諸国のように日本もマスク等輸出規制対応する事等(国内の転売しか言及されていないので)、求めていた事はスルーされてた中でのマスク報道だったのもので…脊髄反射には反省しています」と発信。
付け加えて「小切手について。前連投ツイした通り、一律現金給付を求めたものの3か月かかると言われ、じゃあ小切手は?と聞くとそれも殆ど時間変わらないとの説明を受けぐぬぬとなっていたので、郵便のシステムにこれも脊髄反射してしまいましたが、これは書留無理なのに加えダブりや抜け配布が防げないのに加え、小切手を狙った盗難等悪事、引換の本人確認不正防止が必要、引換のために人が密集等マスクと状況は異なるので、同列に話すべきではありませんでした。申し訳ございません。やはり過不足なく実施するには時間かかっても現金給付(マイナポータルからの申請含む)しかないと私は思います。時間かかると暮らしていけないという方には個人向け緊急小口資金等の特例等を活用して頂いて、そしてマイナポータル活用した申請~振込の時間短縮等講じてという案を個人的には推します。以上。具体的に現在使える支援策等はまた別途呟きに帰ってきます」と説明していた。