【卓球通信】ルクセンブルクのニー・シャーリエン「希望与えたい」…最年長58歳の集大成

スポーツ報知
ニー・シャーリエン

 東京五輪で卓球の最年長選手となりそうなのがルクセンブルクのニー・シャーリエン(56)だ。昨年の欧州大会で上位3人に与えられる女子シングルスの出場権を獲得。「夢がかなって本当にいい気持ち」と5度目の挑戦へ胸を躍らせる。

 元中国代表だが、20代で欧州に移住した。左利きのペンホルダーで軽快なフットワークから小気味よく打ち返し、感情表現も豊か。得点を決めれば跳びはねて喜び、ミスは思いきり悔しがるなど、卓球を楽しむ姿が印象的だ。コーチの夫や3人の子供、ルクセンブルクの支えに感謝し「私は愛に囲まれている。だからそのようなプレーができます」と白い歯を見せる。

 24年パリ五輪は「10歳若ければ」と苦笑し、東京を集大成と位置付けている。「若くいい選手はたくさんいるが、卓球はこの年齢でも世界でできる。そういう希望を与えたい」。57歳で迎えるはずだった舞台は1年延期となったが、来年も変わらぬ笑顔が見られることを期待したい。(林 直史)

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