棋士ではなくコンピュータソフトが升田幸三賞を受賞 最優秀棋士賞は渡辺3冠に 将棋大賞

 2019年度に活躍した棋士、女流棋士を顕彰する第47回将棋大賞選考会が1日、東京都渋谷区の将棋会館で開かれ、渡辺明3冠(35)=棋王、王将、棋聖=に2度目の最優秀棋士賞が贈られることになった。東京将棋記者会に加盟する各社の将棋担当記者による投票で7票を獲得し、豊島将之竜王・名人(29)の6票を上回った。

 昨年度の渡辺3冠は棋聖奪取、棋王・王将防衛、史上4人目の順位戦A級9戦全勝で名人挑戦権獲得など活躍。2大タイトルを制した豊島竜王・名人に贈るべきという意見が二分されたが、渡辺3冠を推す声が1票多かった。

 また、新手や妙手、定跡の進歩に貢献した者に与えられる升田幸三賞は「エルモ囲い」を流行させたコンピュータソフト「エルモ」に与えられることになった。ソフトに対して賞が贈られるのは史上初となる。

 「エルモ」は瀧澤誠さんが開発した将棋ソフトで、2017年の世界コンピュータ将棋選手権を制した。「エルモ囲い」は対振り飛車戦で居飛車側が採用する囲い(王将の守備形)で、棋士の公式戦でも度々用いられるなど流行している。

 また、史上最年長で初タイトルを獲得した木村一基王位(46)に特別賞が贈られることになった。

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