東京五輪招致で9億円受け取りか…組織委の高橋治之理事

日本スポーツ協会ビル前のオリンピックマーク
日本スポーツ協会ビル前のオリンピックマーク

 来年7月23日開幕が30日に正式決定した東京五輪の組織委理事を務める広告代理店・電通元専務の高橋治之氏(75)が、五輪招致を巡って招致委から約9億円相当の資金を受け取り、IOCにロビー活動を行っていたと、ロイター通信が31日に報じた。

 高橋氏はロイターの取材に対し、五輪招致の過程でIOC委員を務めていたラミン・ディアク世界陸連前会長(セネガル)にセイコー製の腕時計やデジタルカメラなどの贈り物をしたが、賄賂を渡すなどの不適切なことはしていないと強調。招致委の支払いの一部は五輪招致のスポンサー集めに自身が果たしたことに関する「コミッション(手数料)」だったとも説明した。

 ディアク氏は、長年くすぶっている五輪招致を巡る疑惑の渦中にいる人物。息子のパパマッサダ氏への贈賄容疑では、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和前会長がフランス当局から捜査を受け、疑惑は否定したが昨年、結果的に退陣に追い込まれている。

 高橋氏は今回の五輪開催問題でも早くから延期論を主張し、存在感を見せていた。大会関係者は招致委の活動について「会計監査も終わっており、問題は何もない」との見方を示した。五輪組織委の森喜朗会長はこの日、「きょうは何もないよ」と話した。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請