新大関・朝乃山、志村さんの言葉「優勝おめでとう」忘れない

 新大関の朝乃山(26)=高砂=が31日、東京・墨田区の同部屋で稽古を行い、新型コロナウイルスによる肺炎のため29日に亡くなったタレントの志村けんさん(享年70)を悼んだ。

 志村さんとの出会いは、昨年夏場所で初優勝を飾った後のテレビ出演。同じ局内で好きな女性タレント・磯山さやかが収録中と知り、あいさつに向かうと、磯山と同じ収録に臨んでいた志村さんが「朝乃山関、優勝おめでとう」と出迎えてくれたという。

 幼い頃から「バカ殿様」を見ていた朝乃山は「お会いできてすごくうれしかった。偉大な方にしこ名を呼ばれて『優勝おめでとう』と。(テレビと印象は)変わらなかった。笑顔で接してくれました」と感激しきり。志村さんは快く写真撮影にも応じてくれたという。

 それだけにショックは大きい。「まさか1年後にこうなるとは、思っていなかった」。コロナの余波は大きく、新大関場所の夏場所(5月10日初日・両国国技館)も開催は不透明だ。それでもこの日、部屋の木札に新たに「大関」が追加されるなど日々自覚は増す。「コロナが収まってお客さんも入って歓声を聞けば、大関になった実感も湧いてくると思う」。志村さんのように人を魅了する大関になるために、準備を進めていく。(大谷 翔太)

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