【BCリーグ】「本気でやってみよう」福島の園部佳太が専大中退から故郷で再発進

3月22日のオープン戦で三塁線に二塁打を放った園部
3月22日のオープン戦で三塁線に二塁打を放った園部

 BCリーグ・福島レッドホープスに新加入した福島・いわき市出身の園部佳太内野手(20)=いわき光洋出=が、1年目からの“完全燃焼”を宣言した。

 強い覚悟でグラウンドに立つ。園部は高校時代は通算本塁打48夲、夏の福島県大会では打率5割5分と輝かしい成績を残したが、進学した専大で壁にぶつかった。打撃がふるわず、加えて人間関係にも悩まされ昨夏、中退した。「このまま野球も辞めよう」と故郷で就職活動を始めたが、その頃、高校時代から世話になっていたトレーナーに「本当にやり切ったのか」と声をかけられ、心を動かされた。「まだやり切っていない。本気でやってみようと思えました」。

 その後、昨年11月のBCリーグ合同トライアウトで特別合格。2月中旬からレッドホープスの練習に合流し、試行錯誤しながら打撃力向上を目指している。園部は「高校までは正直、感覚だけで野球をしていました。今は、歩きながらや、バッテンを描いてから打つティー打撃などで自分のスイング軌道を確認しながら練習しています。(3月21日、22日の)オープン戦ではまだタイミングが合わなかったけど、練習の調子はいいです」。少しずつだが手ごたえを感じ始めている。

 今シーズンの目標はNPB入りとチームの独立リーグ日本一。園部は、「3割打って、結果を出したい」と意気込む。強い決意を持って福島に戻ってきた男が、もう一度故郷で返り咲く。(小山内 彩希)

 ◆園部 佳太(そのべ・けいた) 1999年8月24日、福島・いわき市生まれ。20歳。豊間小1年時に、豊間サンライズでソフトボールを始める。豊間中では軟式野球部に所属。いわき光洋では1年秋から遊撃手でベンチ入り、2年秋から主将。高校通算48本。19年夏に専大を中退し、20年福島レッドホープスに加入。177センチ、82キロ。右投右打。家族は母、兄。血液型A。

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