2016年リオデジャネイロ五輪自転車競技の日本代表・窪木一茂(30)が日本競輪選手養成所の特別選抜試験に合格した。競輪を統括する公益財団法人JKAが30日に発表した。
窪木はスポーツ報知の取材に対し「身が引き締まる思いです。パリ(24年)、そしてロス五輪(28年)を目標に頑張っていきます。寮生活の不安もありませんし、身を投げ出すというか、すべてを懸ける気持ちです。競技と競輪では(自転車の)フレームが違うので、まずはそこに慣れたいと思います」とコメントした。
同試験での合格者は、フリースタイルスキー男子モーグル平昌五輪銅メダルの原大智に続き9人目。プロの競輪選手として賞金を得ながら、五輪出場も目指す。入所は5月14日を予定。卒業は21年3月だが早期卒業制度もあり、早ければ21年1月に競輪選手としてデビューする。