【阪神】活動再開を延期 先行き不透明 藤浪晋太郎ら陽性反応で役員会が苦渋決断

新型コロナウイルスへの感染が判明した藤浪
新型コロナウイルスへの感染が判明した藤浪

 藤浪晋太郎投手(25)ら3選手の新型コロナウイルス感染が判明している阪神は30日、兵庫・西宮市内の球団事務所で臨時役員会を開き、最短4月1日までとしていたチームの活動休止期間を当面延長することを決めた。甲子園球場や鳴尾浜球場の練習施設の閉鎖も継続する方針。球団事務所の臨時休業も8日まで延長する。

 再稼働は慎重にならざるを得なかった。取材に応じた谷本球団本部長は「当面の間(活動休止)ということで社内には流しました。開幕に向けてやってくれている選手には申し訳ないんですけど、チーム全体の最適を考えると、そういうことに至らざるを得ない」と、苦渋の色を浮かべた。

 藤浪、伊藤隼太外野手(30)、長坂拳弥捕手(25)がPCR検査を受け、陽性反応を示したのが26日。伊藤隼は鳴尾浜の2軍施設に同日まで出入りしていた。「最低でも2週間はじっとしておいた方がいいということになった」と同本部長。濃厚接触が疑われる同僚らの経過観察期間を2週間必要とするなら、活動再開のメドは最短で9日となるが、先行きは不透明だ。

 藤浪ら3選手を含めた7選手が駆けつけた14日の会食は、大阪市内の知人宅に13人以上が集まり、参加者の女性3人も感染した。それ以前から球団は密集、密着、密閉を避けるように指導していたが、外食の節度は個々の判断に委ねていた。代償は大きく、同本部長は「球団としては向き合っていかないといけない課題。彼らも野球がどれだけ大切かと向き合う時間。そういう意味で反省を込めて大切にしたい」と戒めた。この日、新たな体調不良者はなかったが、活動再開は万全を期して行う。

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