新型コロナウイルスの感染拡大により2021年へ延期された東京五輪の新たな日程が正式決定したことが30日、分かった。来年7月23日に開会式、8月8日に閉会式を行う。従来の日程では今年7月24日に開幕を予定していた。ちょうど1年のスライド開催となる。
この日は都内で五輪組織委の理事会を行い、延期問題の報告および、今後の対応について話し合った。組織委の森喜朗会長(82)は日程調整が詰めの段階にあることを認めた上で「今週にでも(IOCの)バッハ会長から連絡があるだろうと考えている。突然ポンと電話がかかってきて、語学力のない私は困ることもあるが…」と、最終判断が近いことを示唆していた。