遠藤利明氏
東京五輪パラリンピック組織委の遠藤利明副会長(70)は、30日の理事会終了後に取材に応じ、延期が決まった東京五輪の開催日程について「比較的早めにまとまると思う。それを持ってIOC(国際オリンピック委員会)と話すことになると思う」と開催日程の早期決定の見込みを改めて語った。
現在、組織委は来年7月23日開幕を軸とした案で調整を進めているが「国内は皆さんが思いを共有している」と強調。五輪の開催日程については「IOCの理事会が定める」と五輪憲章にもあるが「IOCも日本の意志を尊重するだろう。本来なら(決定権は)IOCだが、日本の意志を重く見てくださっている」と述べた。