【巨人】デラロサ、マシソン魂継承「巨人で引退もいいかなと」…単独インタビュー

クローザーとして期待されるデラロサ
クローザーとして期待されるデラロサ

 昨年6月に巨人に加入し、今年も守護神としての活躍が期待されるルビー・デラロサ投手(31)が、スポーツ報知の単独インタビューに応じた。サンチェスら新助っ人と積極的に会話をするなど、外国人投手の心の支えとなっている。今季への意気込みや、今後のキャリアについての率直な思いを明かした。(取材・構成=河原崎功治)

 新型コロナウイルスの影響により、開幕が延期になったが、デラロサは前向きに調整を続けている。故郷・ドミニカ共和国でもコロナが流行し始めており、予断を許さない状況。そんな中でも2軍の練習試合に志願し、31日のヤクルト戦(G球場)で登板予定だ。

 「やることは変わらない。いつ開幕してもいいように毎日ベストを尽くすことだけを考えてやっていくよ」

 昨年6月に加入し、守護神として活躍。優勝を決めた9月21日のDeNA戦(横浜)では胴上げ投手となった。1年目に優勝を経験したことが財産となった。

 「本当に特別な瞬間だった。チームが自分を信頼してあの場面で使ってくれた。胴上げ投手になれたことは一生忘れないです」

 途中加入だったため、巨人での春季キャンプ参加は初めて。米国などと違い、日本はチームで動く意識が徹底されていることに驚いた。

 「すごく統制がとれているし、チームで動いているなという感じがする。(そんな中でも)自分が必要なことをやらせてくれる環境に(巨人は)ある。自分は練習の量よりも質が重要」

 ここまでビエイラやサンチェス、ディプランなど来日1年目の投手を気にかけ、積極的に話しかける姿が多く見られる。背景には、昨年まで巨人に在籍したマシソンの存在が大きい。マシソンは外国人を含め、チームから慕われていた。来日1年目だったデラロサにとっても彼の存在は深く胸に刻まれた。

 「去年、自分が初めて(日本に)来たときもスコット(マシソン)が自分にいろんな話をしてくれた。どういう流れなのかとか日本の考え方とか。それを受け継いだってことでもないけど、自分で経験したことも含めて彼らに話をすることができるのは僕しかいない。何かの手助けになればと思ってね。2年目ということで昨年以上の責任が出てくると思う」

 マシソンは8年間巨人でプレーし、日本で引退という決断をした。自身の今後のキャリアについても、率直な思いを明かした。

 「去年のオフとかに(選手人生が)あと4、5年なのか分からないけど、日本で、巨人でプレーして(引退)っていうのもいいかなと考えたことはあります。ぼんやりとね。巨人はファンがとても熱狂的。チームは勝つことに喜びを感じる。自分も全く同じ考えなので、同じチームで同じ状況に自分がいることがうれしいんだ」

 原監督は今年もクローザーとしての役割を期待しており、本人もすでにやる気がみなぎっている。

 「常に全力を尽くして最高を目指していく。最高の投手になれるように。そして毎試合エンジョイすること。楽しむってことも重要だからね」

 リーグ2連覇、そして日本一奪還へ。今季も自慢の剛速球で相手打線をねじ伏せる。

 ◆ルビー・デラロサ(Rubby De La Rosa)1989年3月4日、ドミニカ共和国出身。31歳。2011年にドジャースでメジャーデビュー。13年からRソックス、15年からDバックス。リリーフ、先発を経験しメジャー通算26勝。昨年6月途中に巨人に入団し、26試合に登板。1勝0敗8セーブ。防御率2・25。183センチ、95キロ。右投右打。背番号12。年俸1億3000万円。

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