潮崎豪、無観客試合で藤田和之を撃破…30分間の視殺戦に「今までにない緊張感。これがノアを守る闘い」…3・29後楽園ホール大会全成績

藤田和之(左)を抱え上げる潮崎豪
藤田和之(左)を抱え上げる潮崎豪

プロレスリング・ノア「NOAH the CHRONICLE vol.2」(29日・後楽園ホール)=無観客

 プロレスリング・ノアは29日、新型コロナウイルス感染症の拡大防止で後楽園ホール大会を無観客試合として開催した。メインイベントでGHCヘビー級王者の潮崎豪が藤田和之と初の一騎打ちで、57分54秒の死闘を制し初防衛に成功した。

 無観客試合を締めくくるメインは、開始から30分間、一切、コンタクトすることなくにらみ合いだけの視殺戦となる異例の展開となった。放送席のアナウンサーとセコンドの声だけがホールに響く静けさの中、潮崎も藤田も距離と詰めることはなかった。ファンの声に左右されることのない無観客だからこそ許される異様な30分。最初に藤田がタックルで動くと一気にリングはヒートアップする。

 40分が経過すると、場外戦で藤田が潮崎を南側の客席へ引き込み、さらに会場ロビー、エレベーターホール前、西側のバルコニーで乱闘を展開した。これも観客がいないからこそ存分にできる場外戦で、無観客試合ならではの緊張感がホールにあふれた。

 瞬く間に50分が経過し最後は、時間切れ引き分けギリギリの残り3分となったところで藤田の猛攻に耐え抜いた潮崎が豪腕ラリアット3連発でカウント3を奪った。試合時間は57分47秒。伝説とも言える初防衛戦。今大会は「FIGHTING TV サムライ」と動画チャンネル「DDT UNIVERSE」で生中継された。リング上で潮崎はテレビカメラに向かって「I am NOAH!」と視聴者へ向けて絶叫した。

 バックステージで潮崎は「今まで味わったことない緊張感と相手の威圧感」と振り返り30分間の視殺戦を「今までにない緊張感。体力も奪い取られた」と明かした。初防衛の要因を「お客さんが1人もいない状態で、画面の向こうで見てくれていると思ったら負けられないし、勝つしかないでしょ。これがノアを守る闘い。これがノアですよ」と胸を張った。

 3・29後楽園大会の全成績は以下の通り。

 ▼GHCヘビー級選手権60分1本勝負

〇王者・潮崎豪(57分47秒、豪腕ラリアット→体固め)挑戦者・藤田和之●

 ▼GHCジュニアヘビー級選手権60分1本勝負

〇王者・小川良成(26分39秒、フットスタンプを切り返し→エビ固め)挑戦者・原田大輔●

 

 ▼GHCナショナル選手権60分1本勝負

〇王者・杉浦貴(14分35秒、アンクルホールド)挑戦者・田中稔●

 

 ▼GHCジュニアタッグ選手権60分1本勝負

挑戦者・〇HAYATA、YO―HEY(22分34秒、ヘデック→片エビ固め)王者・鈴木鼓太郎、小峠篤司●

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