「産んじゃダメだと思ってた、産んでみたら幸せだった。」夫婦をつないだ「言葉の力」

スポーツ報知
カネシゲタカシさん(右)とたんたんさん一家の家族フォト(本人提供)

 漫画家でコラムニストのカネシゲタカシさんと、妻で芸術家のたんたんさんが、自身たちの出産までの経験をマンガでつづった「産んじゃダメだと思ってた、産んでみたら幸せだった。」(幻冬舎・1100円+税)をこのほど出版した。夫妻の歩んだ道は、妊活中の人、パパになった人、子育て真っ最中の人、そして孫ができた人にとっても最良の一冊だ。

 一気に読める123ページのマンガとコラムに共通しているのは真摯に向き合う「言葉の力」。幼い頃からの経験で「子どもを産んじゃダメと思ってた」妻が、夫の「子どもがいなくても、キミとの人生を選ぶよ」という一言で、一気に心のモヤモヤが解きほぐされる。

 「境界性パーソナリティ障害」と診断されるも乗り越えて、夫婦二人三脚で子どもを授かる道のりは、マンガの軽いタッチで描かれていても、心にグッとくるものがある。

 親の「言葉の力」が子どもの成長に影響を与えるということ、そして時を経て、祖父・祖母となる親との関係もまた変わっていくこと。急に世の中の先行きが不透明になった今だからこそ、家族みんなが家にいるときに読むと「家族」や「子育て」というものを考え、そして最後は心温まるはずだ。

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