【清水】今年初の静岡ダービーで逆転勝ち!新加入の後藤優介が2発

この日自身2得点目を決め2―2とした清水FW後藤
この日自身2得点目を決め2―2とした清水FW後藤

◆練習試合 ▽第1戦 清水3―2磐田 ▽第2戦 清水8―0磐田(28日・アイスタ、45分×2)

 今年初の静岡ダービーは清水の勝ち! J1清水エスパルスは28日、アイスタでJ2ジュビロ磐田と練習試合を行い、主力組が出場した第1戦に3―2で勝利。新加入のFW後藤優介(26)の2得点で2度同点に追いつき、試合終了間際にMF金子翔太(24)が決勝弾を決めた。第2戦は高卒新人FW川本梨誉(18)がハットトリックを達成するなど、サブ組の磐田に8―0と大勝。一方、磐田のフェルナンド・フベロ監督(46)は第1戦で“格上”に善戦したことへ手応えを口にした。

 静寂に包まれたアイスタで、ダイブした。1点を追う後半20分。後藤は、右クロスをMF中村慶太(26)が頭で折り返したボールに体を投げ出し、同点へ追いつくダイビングヘッド。大分に所属した昨季はリーグ第3節・磐田戦でも得点。“ジュビロキラー”は、さらに勢いに乗った。

 1点を勝ち越された同41分にもMF竹内涼(29)の高めのクロスのタイミングを見計らい、ヘディング。2―2に追いつくと、寡黙な男が両手を広げ喜びを体現。「セカンドボールを拾ってからの2次攻撃がよかった。監督の目指すサッカーができた」とはにかみながら答えた。

 勢いに乗ったチームは終了間際のラストワンプレーで、金子が飛び出していた相手GKを見逃さず劇的な勝ち越しループ弾を決め、逆転勝利。後藤は「(金子の)諦めない姿勢が結果につながった」と笑顔をみせた。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年初の静岡ダービーは無観客で行われた。第1戦は練習試合にも関わらずインターネットで有料配信されるスポーツチャンネル「DAZN(ダゾーン)」でライブ配信された。21日の鹿島―札幌(カシマ)以来の試みに「僕らも試合を見てもらいたいと思っていた。ありがたいこと」と笑顔。公式戦再開は最短で5月9日のリーグ第13節・札幌戦(札幌厚別)。「僕も準備期間で守備からしっかりとやっていく」とファンに成長を約束した。

 クラモフスキー監督(41)も収穫を強調した。対外試合で初めて3バックでスタート。前半はパスがつながらず苦戦したが、接戦を制したことに「勝者のメンタリティーが出せてよかった」と笑顔。後藤も「攻守の切り替えや、前線でのボール奪取などいいところがすごくあった。僕ももっといい形を作りたい」。攻撃サッカー“満開”へ。大分からきた男が宣言した。(山田 豊)

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