G大阪・遠藤保仁を今野泰幸が語り尽くす…“名相棒”の存在は「憧れ、ではありましたね」

13年03月31日、札幌戦で勝利しサポーターにあいさつをするG大阪・遠藤(右)と今野
13年03月31日、札幌戦で勝利しサポーターにあいさつをするG大阪・遠藤(右)と今野

 かつて「ヤットさんは神」という名(迷)言を残したこともある今野。そこまで心酔する遠藤は、どんな存在だったのか。

 「憧れ、ではありましたね。やっぱりボランチとして、おれに足りないところを全部持っている選手。それを全部盗んでしまえば、ヤットさんを超えられるんじゃないか、と思っていたんですよ。全部盗んでやると。でも無理でした。あれは能力者です。学ぶことはたくさんあったけど、盗み切れなかったこともたくさんありました」

 今野はG大阪を去る決断を下す際、遠藤に相談はしなかったという。「こういう状況です、とは話したけど。そこはプロだから。聞けばヤットさんは、何かを言ってくれたかもしれないけど。おれも聞かなかった」。遠藤は今野の移籍について「いいコンビだったと思うし、お互いにわかり合っていた。寂しい気持ちもありますけど、サッカーに移籍はつきものだし、フィールドに立っている姿を見たい」と語っていた。移籍直後に対戦のチャンスとなった昨年8月18日のG大阪―磐田戦では、遠藤は先発出場、今野はベンチ入りしたが出場なしに終わった。ふたりのピッチでの再会は、もう少し先になる。

 ピッチではお互いの強みを生かし、弱みは補い合って「(3冠を達成した)14年は最強でしたね」と思い返すほどの完成度をみせたダブルボランチ。いつの日か、ふたりが現役を退いた時のことも聞いてみた。「ヤットさんがどんな指導者になるのか、めちゃくちゃ楽しみ。一緒に監督とコーチをやりたい? おれはコーチじゃなくてもいい。雑用で。いや、普通にそのチームを応援したいかな。サポーターかな」。遠藤保仁の魅力に心を奪われた男の言葉には、どこを切り取ってもとめどない愛があふれていた。

14年5月10日の名古屋戦で、後半、今野(手前)とともにボールを追うG大阪・遠藤
12年11月24日、F東京と引き分けて肩を落とすG大阪・遠藤と悔しがる今野
13年1月29日、今野(左)と並んでランニングする遠藤
南アフリカW杯メンバー発表でフォトセッションを行う(左から)G大阪・遠藤、野呂社長(当時)、今野
15年のチャンピオンシップ浦和戦、後半2分、G大阪・今野(中央)が先制ゴールを決め、(左から)阿部、遠藤(1人おいて)宇佐美に祝福される
13年03月31日、札幌戦で勝利しサポーターにあいさつをするG大阪・遠藤(右)と今野
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