野中悠樹、渥美ジム移籍を発表 故郷・尼崎市からはスポーツ特別賞

故郷の尼崎市からスポーツ特別賞を贈られた野中悠樹
故郷の尼崎市からスポーツ特別賞を贈られた野中悠樹

 国内男子プロボクサーで最年長42歳のWBOアジアパシフィックミドル級王者・野中悠樹は27日、2015年11月から所属した井岡弘樹ジムから古巣・渥美ジムへ移籍したと発表した。両ジムは大阪市内にあり、移籍は2月18日付。野中は報道各社へ向け「念願の世界初挑戦、初奪取を実現させるため、環境を変えることに決めました。また古巣のジムに戻ってくることとなり、改めて受け入れて下さった渥美会長には本当に感謝しています。世界まで突き進んで行きます」とコメントを寄せた。

 渥美ジムの渥美天海会長も「野中の可能性を楽しみにしています」と日本男子初の40代での世界王座獲得を期待した。日本ボクシングコミッション公認の世界奪取の国内男子最年長記録は、16年9月に3階級制覇を達成した長谷川穂積(真正)の35歳9か月。

 また、野中はこの日、故郷の兵庫県尼崎市から「尼崎市スポーツ特別賞」の賞状とトロフィーを贈られた(受賞は26日付)。昨年のWBOアジアパシフィックミドル級王座(1度防衛中)と東洋太平洋同級王座(既に返上)の獲得をたたえられてのもの。新型コロナウイルスの感染拡大予防のため会見は行わなかったが「このような賞を頂けることとなり、大変うれしく思います。同世代の方への刺激となり、皆様がちょっとでも頑張ろうと思って頂ければ幸いです」とコメントした。次戦は未定だが、WBO世界スーパーウエルター級4位が最高位の野中は、デビュー時からタッグを組んで共に渥美ジムへ移籍した桂伸二トレーナー(48)と共に、さらなる高みを目指す。

 ◆野中悠樹(のなか・ゆうき)1977年12月10日、兵庫・尼崎市生まれ。42歳。アマ2戦2勝。1999年に尼崎ジムからプロデビュー。2008年日本スーパーウエルター級王座、09年東洋太平洋同級王座を獲得。渥美ジム時代の14年8月、日本同級王座再獲得。井岡弘樹ジム所属の19年2月にWBOアジアパシフィック、東洋太平洋ミドル級王座奪取。身長182センチ、左ボクサーファイター。プロ通算成績は34勝(10KO)10敗3分け。

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