茂木健一郎氏、和牛商品券など検討の政府に不安「単なる思いつきが…」「ほんとうに任せていてだいじょうぶなのか」

茂木健一郎
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 脳科学者の茂木健一郎氏(57)が27日、自身のツイッターを更新。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急経済対策として、国民への商品券配布などが検討されていることに「ナイーヴな思いつきで政府が動いてしまうというのは、日本の大きな欠点」と指摘した。

 茂木氏は「今回のコロナウイルスの感染拡大に対して、政府の方々は真摯に対応してくださっているものとは思うけれども、昨日の商品券をめぐる騒動(単なる思いつきがぽうぽつ出てくる感じ)を見ると、ほんとうに任せていてだいじょうぶなのかと不安になってくる」(原文ママ)とツイート。

 続けて「特に、政府の対応でだいじょうぶかな、と思うのは、緊急時対応計画(contingency plan)において、蓋然性の把握と、それに対する定量的な対応のセンスが感じられないことである。善意はあるのだけれども、冷静な計算がない。思いつきはあるけれども、整合性、統合性がない」と指摘し、「定量的な把握、計画がなく、一種の印象論、ナイーヴな思いつきで政府が動いてしまうというのは、日本の大きな欠点で、それがこの事態で一番露わになってしまっているのかと思う」とした。

 そして「イギリスだけでなく、アメリカでも、患者の拡大のペースを冷静に予想し、そのために必要な病床を着々と用意し始めたり、呼吸器などの増産に直ちにとりかかる冷静な計量主義を見ていると、和牛商品券だ、旅行券だとナイーヴな思いつきを次々と打ち出す日本政府との文化の決定的な差を感じる」と海外との違いについても言及していた。

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