コロナ感染の志村けん予断許さず…初主演映画辞退

志村けん
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 新型コロナウイルスに感染したザ・ドリフターズの志村けん(70)が予断を許さない状況であることが26日、分かった。関係者によると、ウイルス検査で陽性が判明した23日に一時、危険な状態となったが持ち直し、その後は平行線だという。初主演映画「キネマの神様」(菅田将暉とのダブル主演、12月公開)を辞退することも発表された。

 一進一退の闘病生活が明らかになった。志村は今月17日に倦怠(けんたい)感があったため、自宅療養。19日には発熱、呼吸困難となり、翌20日に自宅を訪問した医師の判断で都内の病院に搬送され、重度の肺炎で入院。23日夜に一時病状が悪化し、25日に港区内から新宿区内の病院に転院。現在は人工心肺を用いた治療を受け、肺機能を一時的に休ませることで回復を目指しているという。

 治療に専念するため、無念の降板を決断した。本来なら今月下旬から山田洋次監督(88)が手がける「キネマの神様」の撮影に入る予定だった。志村にとって初主演映画で、松竹映画100周年の記念作。「緊張感と不安を感じつつも撮影に入るのをとても楽しみにしています」と語っていたが、関係者によると、この日午後に事態が急転し、志村の降板が決定したという。配給元の松竹の大角正常務取締役映像本部長は「治療に専念させていただくことを山田監督ものぞんでおり、お申し出をお受けすることとさせて頂きました」と説明。「山田組一同、いつかまた志村さんとご一緒できることを強く願っています」とした。代役や撮影スケジュールなどは現段階で未定だという。

 所属するイザワオフィスの井澤健社長は報道各社に送付したファクスで志村の思いを代弁。「今年70歳を迎えた志村にとって、本作品は人生で初の主演映画ということもあり、大きな勇気と強い意気込みで臨んでいました。それだけに、山田組の皆さまにご心配とご迷惑をおかけすることになってしまい、志村も私共も、大変申し訳なく思っております」とし、「志村が病に勝ち、いつかまた山田組の皆様と一緒に撮影をさせて頂くことを願っております」と記した。

 ◆NHK「エール」未定

 志村が出演するNHK朝の連続テレビ小説「エール」(30日スタート、月~土曜・前8時)の関係者は対応に追われた。志村は大物作曲家・小山田耕三役を務めており、直近では6日の撮影に参加した。今後のスケジュールについては「何も決まっておりません」(広報部)とした。志村は4月27日の第5週から登場することが明らかになった。

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