“桜五輪”が急浮上、来年4~5月の春開催案を英紙が報じる「複数のIOC委員が提案」

桜と五輪マーク
桜と五輪マーク
春夏開催比較
春夏開催比較

 東京五輪は24日の国際オリンピック委員会(IOC)臨時理事会で「1年程度の延期」が決定した。最大の焦点となる開催時期については今後、組織委とIOCの調整委員会で検討されることになるが25日現在では、1年スライドされて2021年7月23日開幕、8月8日閉幕が最有力となる。一方で、IOC委員や組織委理事の中からは4~5月の春開催とする“桜五輪”案も浮上している。

 来年7月開幕が有力な東京五輪だが、IOC委員や組織委理事の一部から、来年4~5月の春開催という“桜五輪”の声も上がっている。25日付の英タイムズ紙は「複数のIOC委員が来年4月の桜五輪の可能性を提案した」、テレグラフ紙も「絶大な人気を誇る桜の季節に開催するのも一つの可能性」と報道。聖火リレーのトーチのモチーフとなった日本を象徴する美しい桜が、訪日客への「お・も・て・な・し」となる点も指摘した。

 7月開催は、東京五輪が立候補した際にIOCから条件として「7月15日~8月31日の開催」を提示されていた。だが、25日に電話会見を行ったバッハ会長は「遅くとも夏までに開催したいということで、広い視野から検討できる。夏だけに限定はしていない。全ての選択肢が検討される」と含みを持たせた。IOC憲章にも「日程はIOC理事会が決める」とあり可能性は十分にある。五輪組織委のある理事も新型コロナウイルス感染症の早期終息を前提に春開催に前向きだ。「春は他の国際大会と重なる影響も少ないし、気候もいい。現在選ばれている選手の影響が少ない中で大会が開ける」と明かした。

 聖火リレーが冬にスタートする、ボランティアの確保が夏より難しい一方で、酷暑は避けられるなどメリットもある。過去、この時期に開催されたのは第1回(1896年4月6~15日)のアテネ五輪と、競技ごとに開催期日が分かれていた1900年パリ、08年ロンドン、24年パリの一部のみだが、交渉次第では“桜五輪”が現実味を帯びてくる。

桜と五輪マーク
春夏開催比較
すべての写真を見る 2枚

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請