東京五輪延期でテレビ局も代替番組などの差し替え検討…大河5話分ぽっかり空いた状態

テレビ各局で予定されていた放送
テレビ各局で予定されていた放送

 新型コロナウイルスの感染拡大で、東京五輪が2021年に延期されることが決まったことを受けて、大会の中継権を持つテレビ各局は代替番組などの差し替えの検討を始めた。

 この日、NHK・木田幸紀総局長は定例会見の席上で、放送計画の見直しに着手していると明かし「現場は知恵と工夫を出して、全力を振り絞って取り組んでいかないといけない。非常に厳しい状態です」とコメント。NHKでは五輪期間中に大河ドラマ「麒麟がくる」を5話分休止することにしていたが、五輪延期でぽっかり空いた状態となった。

 民放関係者も戸惑いを隠せない。通常、スポンサー企業に対しての広告セールスは3か月前に行うため、五輪中継期間のスポット枠の営業はまだ行ってはいないとみられるが「見込んでいた収入がなくなるのは放送局として大きなダメージ」と影響を懸念する。

 今回の五輪は競技別ではなく、民放は日ごとに集中中継日を設けていた。代替番組にはレギュラー番組がそのままスライドすることが濃厚だが、連続ドラマに関しては、大会期間を見込んで4月期の放送回を通常より増やしたり、7月期ドラマを繰り下げて始めるなど話数を調整している局も。休止を見込んでいた分の回数を増やすことなどの対応を余儀なくされそうだ。TBS・佐々木卓社長もこの日、定例会見の席で「中継枠については、今後対応を検討していく」と述べた。

 約1年の延期が決定したことで、会場の都合で競技スケジュールも大幅な見直しを迫られる。すでに各局の放送日時は抽選を行い、競技ごとに決定していたが、別の関係者は、延期になったことで「抽選をやり直すのでは」とみている。局によって高視聴率を見込める曜日などを外して放送日を編成しているため、競技スケジュールが変更されれば、編成し直す必要がある。日程が発表された段階で、テレビ各局は改めて協議に入ることになる。

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