【清水】DF立田悠悟、五輪サッカー出場年齢制限に「ドンピシャの人からしたら難しい問題」

ランニングする清水DF立田とDF岡崎(右)
ランニングする清水DF立田とDF岡崎(右)
全力疾走する清水DF岡崎
全力疾走する清水DF岡崎
取材対応する清水の山室社長
取材対応する清水の山室社長
三保グラウンドを訪れた清水桜が丘高の井本さん(左)と敦賀さん
三保グラウンドを訪れた清水桜が丘高の井本さん(左)と敦賀さん

 東京五輪の1年程度の延期決定から一夜明けた25日、サッカー男子のU―23代表候補ら東京五輪出場を目指す各競技のアスリートが心境を語った。J1清水エスパルスDF立田悠悟(21)は声を詰まらせて複雑な胸の内を明かし、1月にF東京から期限付き移籍加入したDF岡崎慎(21)は延期を前向きにとらえ、清水でレベルアップすることを誓った。

 J1清水のDF立田は思わず声を詰まらせた。東京五輪が1年程度延期されることにより、年齢制限で出場資格を失う可能性が出てきた97年生まれの選手について話していたときだ。

 「五輪に出られる年代がどうなるか、分からない。ドンピシャの(年齢の)人からしたら難しい問題になったと思う…」

 98年生まれの立田は下を向きながら唇をかみ、黙り込んだ。約15秒後、「延期になるのは分かっていたけれど、気持ちの整理がつかない」。やっとの思いで言葉を紡ぎ出した。

 森保一監督(51)が17年に東京五輪を目指す代表監督に就任してから、世代別代表の常連だった。それだけに「今までやってきて、チームを作ってきた選手のことを考えると残念だし、つらい」と気持ちを吐き出した。

 一方で、DF岡崎は前向きにとらえた。「僕は18歳の頃から、世代別代表にコンスタントに選ばれているわけじゃない。ボーダーラインにいる選手なので、ギリギリ五輪代表メンバーに選ばれるかどうか。清水で心と体の準備をしたい」と話した。延期についても「代表選考は難しく、パフォーマンスも難しい中、出場できたら成長できる」と前を向いた。

 この日、11対11のゲーム形式の練習で立田と岡崎は3バックを組んだ。2人で距離感を確認し、失点を許さなかった。リーグ再開は最短でも5月9日の第13節・札幌戦(札幌厚別)。「試合がしばらくないのは寂しいが、いつ開催してもやることは変わらない」と岡崎。立田も「清水は変わったなと思えるように再開に向けて準備する。(来年)エスパルスで五輪に出ることが自分の仕事と思っているのでぶれずにやる」と力を込めた。夢舞台へ向け、日々の練習を積み重ねる。(山田 豊)

■J1再開後、平日開催増えれば「収益打撃」

 Jリーグが25日の臨時実行委員会で4月3日の公式戦再開を断念し、J1の5月9日再開を目指すことに決めたことについて、清水・山室晋也社長(60)が報道陣に対応。「ものすごく残念。ただ新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、やむを得ないと思う」と話した。5月の大型連休で試合が組めず、過密日程の中、平日開催が増える可能性が高い。それだけに「収益的には、大きな打撃」と肩を落とした。

■宮城・南三陸町へサッカーボール寄贈 清水桜が丘高の生徒グラウンド訪問

 J1清水とともに、宮城県南三陸町の教育機関にサッカーボールを寄贈した清水桜が丘高の井本秀輝さんと敦賀花菜さん(ともに2年)が三保グラウンドを訪問した。昨年のホームゲームなどで「清水桜が丘高校×清水エスパルス コラボグッズ」を販売し、売上金の一部でボールを購入した。井本さんは「小中学生が楽しく運動してほしい」と話した。

ランニングする清水DF立田とDF岡崎(右)
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三保グラウンドを訪れた清水桜が丘高の井本さん(左)と敦賀さん
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