瀬古利彦リーダー、マラソン内定の男女6人「権利取り上げられない」

マラソン日本代表について会見する瀬古マラソン強化戦略プロジェクトリーダー
マラソン日本代表について会見する瀬古マラソン強化戦略プロジェクトリーダー

 日本陸連の瀬古利彦・マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(63)が25日、都内で取材に応じ、男女6人が内定している東京五輪マラソン代表について、延期後も代表権を維持する考えを示した。一発勝負で行われた昨年9月のMGCレースなどの選考を勝ち上がっただけに「3年かけて勝ち取った権利を急に取り上げられない。つかみ取った以上、本番も走ることになる」と明言。6月の理事会を経て正式に決まる見通しだ。

 五輪は、最大で1年以上先。今冬~来春の主要レースで、日本記録を上回るような“超新星”が出る可能性もあるが、瀬古リーダーは「自信を持って選んだ6人。(全員20代で)次の五輪(24年パリ大会)も戦える若さがある。力が落ちるとは考えていない」と強調。「希望としては、(本大会までに)1回はマラソンを走ってほしいと思う。試走もいっぱいできるんじゃないか」と見通した。

 自身は、代表入りした80年モスクワ五輪が冷戦下のボイコットで日本不参加となり、“幻の代表”となった。苦い経験を踏まえ「やるのかやらないのか分からず、練習に集中できなかった。(今回も)そういう思いだったと思うが、早く決定して目標を持ってやってくれると思う」と背中を押していた。(細野 友司)

 ◆サニブラ「急きょの決定でビックリ」

 〇…男子100メートル日本記録保持者のサニブラウン・ハキーム(21)=米フロリダ大=は25日、所属事務所を通じて「急きょの決定でビックリしました。僕自身は、2021年に自分の思う形に持っていけるように今やるべきことをやっていくだけです」などと延期を受け止めた。トラック&フィールド種目は6月の日本選手権(大阪)が最終選考会の予定だったが、延期に伴って見直しを迫られる見通しだ。

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