競歩世界王者の鈴木雄介、五輪最大1年延期で代表権どうなる? 「維持してほしいと強く思っている」

鈴木雄介
鈴木雄介

 19年ドーハ世界陸上男子50キロ競歩金メダリストで、東京五輪代表に内定している鈴木雄介(富士通)が25日、所属を通じて五輪延期について心境を明かした。「まず、中止ではなく延期で合意されたことに感謝したい。既に調整を進めてきたことなどから今年開催してほしかったが、難しいことも理解している。いずれにせよベストな形で大会に臨めるよう、今後も準備を進めていきたい」と前を向いた。

 今後の懸案は、最大1年間の延期となったことで代表権の行方がどうなるかということ。酷暑のドーハ世陸優勝で内定条件を満たした鈴木は「東京オリンピックを見据え、過酷な環境下のドーハ世界陸上競技選手権大会に挑戦し、金メダルという結果を出して得た代表内定。維持してほしいと強く思っている」と願った。

 富士通コーチで、日本陸連の五輪強化コーチとして競歩の現場強化を束ねる今村文男氏は「個人的見解としては、2021年夏までに開催という前提ならば、維持することは妥当と考えている」と説明。富士通の福嶋正監督も「監督としては、選手・スタッフ達が努力を重ねた上で勝ち取った代表内定であり維持していただきたいと思う」と求めた。

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