宝塚月組トップ娘役・美園さくら退団会見…珠城りょうとの添い遂げは「夢でした」

兵庫県宝塚市の宝塚歌劇団での退団会見で笑顔で手を振る月組トップ娘役・美園さくら(カメラ・筒井政也)
兵庫県宝塚市の宝塚歌劇団での退団会見で笑顔で手を振る月組トップ娘役・美園さくら(カメラ・筒井政也)

 来年2月14日付で宝塚歌劇団を退団する月組トップ娘役・美園さくらが24日、兵庫県宝塚市の同劇団事務所で会見した。

 同日での卒業が発表済みのトップスター・珠城(たまき)りょうとの“添い遂げ退団”。会見は、珠城から就任の際に贈られたイヤリングを「珠城さんの許可をいただいて」耳に飾って臨んだ。「珠城さんなくして、美園さくらはない。必要不可欠の存在」と感謝し「トップさんと一緒にご卒業させていただくことが夢でした」と、珠城から1週間遅れの卒業報告で同時退団を喜びを語った。

 2013年に第99期生の首席として入団し、丸8年での卒業。美園は大劇場4作、トップ歴2年3か月での退団になるが「とても充実した時間を過ごさせていただきました」。会見では涙はなく、晴れやかな表情。トップ歴6年7か月と長期で“トップ・オブ・トップ娘役”とも言われた愛希(まなき)れいか(現女優)の後を継ぎ、18年11月に珠城の2代目相手役になったが、「私は決して見本になるような娘役ではなかったと思いますが、与えられた役割に恥じることなく、責任感を常に持って、努力は決して怠らないようにと心掛けてきたつもりです」と胸を張った。

 印象深い作品に挙げたのは昨年上演の「I AM FROM AUSTRIA」の大女優エマ・カーター役。「宝塚でやりたかったものがすべて詰まっていた。新しい娘役像。いつ退団しても悔いはないと思いました」。そして今年1月、珠城から卒業を明かされた。「その時はすごく驚いたんですが、即答で『ご一緒させていただきたいです』。珠城さんは『あなたの人生なのだから、気を遣わず、自分の気持ちを尊重して選択したらいいよ』とおっしゃっていただきましたが、私の気持ちは固まっておりました」と、コンビ間のやり取りを明かした。

 サヨナラ公演は「桜嵐記(おうらんき)」「Dream Chaser」(宝塚大劇場で2020年11月13日~12月14日、東京宝塚劇場で21年1~2月の予定)。退団後の予定は「正直、分からないです」と申し訳なさげに話した。

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