野口啓代「気持ちは不変」樋口黎「歳が限界…カモ」東京五輪延期検討に選手ら不安の声

野口啓代
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 IOCが東京五輪の延期を検討し、4週間以内に結論を出すと発表したことを受け23日、代表選手らがスポーツ報知の取材に応じ、不安な胸中を明かした。

 ボクシング男子ライト級代表・成松大介(30)=自衛隊=「延期は仕方のないことだけど、問題は時期だと思う。年内ならピークを合わせられるが、今年の7月に照準を合わせてやってきたから、これが1年後、2年後ならモチベーションが下がるし、僕が競技を続けていられるか分からない」

 ボクシング女子フライ級代表・並木月海(21)=自衛隊=「もし延期になるならしょうがないことだと受け止めているけど、長くなっても1年後ぐらいまでになってほしい。私はまだ21歳だし、この年齢なら2年後に延期になっても合わせられるけど、2020年を目標にしてきた選手が気の毒になる。選手全員がいい状態で、平等に五輪を迎えられるようにしてほしい」

 自転車トラック種目、男子スプリント、ケイリン代表候補・新田祐大(34)「4年間、その日のために頑張って来たんだから予定通り開催してほしい。ただ、五輪は選手の気持ちだけではいかないこともわかっている。延期になった場合は、決まった日程に従って戦うだけ。どんな状況でも最高のパフォーマンスを出せるようにしたい」

 メダルが期待されるスポーツクライミング代表・野口啓代(30)、楢崎智亜(23)=ともにTEAM au=は「準備」と「集中」を強調。「8月にオリンピックが開催されることを想定して自分が今できる、今すべきことに集中しています。大会が順延する可能性もあり、これまでのシーズンとはスケジュールが異なりますが、オリンピックに出たい気持ち、勝ちたい気持ちは全く変わりません。来たるべき日に備えて気持ちを整え、どんな状況でも最高の準備をしていきます。このような状況でも、周りの手厚いサポートや心配の声に感謝します」と連名でコメント。選手の調整やモチベーションに対する延期の影響は大きい。

 レスリング男子フリースタイル57キロ級・樋口黎(24)=日体大助手=(東京五輪代表を目指している16年リオ五輪銀メダリストはツイッターで)「1年2年延期になれば選手生命のピークを超える人がいる…俺も歳(とし)が限界…カモ…」

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