FW西村拓真が仙台復帰へ、コロナ感染拡大でポルティモネンセと双方合意のもと契約解除

ポルティモネンセとの契約を解除し、J1仙台復帰が濃厚となった西村
ポルティモネンセとの契約を解除し、J1仙台復帰が濃厚となった西村

 ポルトガル1部ポルティモネンセは22日、所属するFW西村拓真(23)の契約を解除したことを発表した。クラブの発表によると、欧州全域での新型コロナウイルスの感染拡大を受け、西村が日本でのプレーを希望したことで双方合意のもと契約解除に至った。Jリーグ関係者によると、2015~18年途中まで在籍したJ1仙台への復帰が有力となっている。

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 新型コロナウイルスの蔓延(まんえん)が、日本人選手の去就に影響を及ぼした。ポルティモネンセは西村の契約解除理由について「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の状況を受け、西村が自身と家族の身を案じ、日本への帰国を要請した」と発表。同ウイルスの感染拡大を理由とした、欧州でプレーする日本人選手の退団は初めてのケースとなる。

 欧州全土での感染拡大を受け、ポルトガルでは非常事態宣言が発令されている。サッカー公式戦も3月中旬から無期限延期に。再開のメドは立っておらず、同国のサッカー連盟は全クラブに練習を含めたクラブ活動の停止を通達している。西村はロシア1部CSKAモスクワから期限付き移籍中だが、発表によると契約条項に基づきCSKAモスクワとの契約も解除となる。

 西村は富山第一高から2015年に仙台入り。17年から主力の座をつかみ、18年にはリーグ24試合で11得点を挙げて同年夏にCSKAモスクワへ完全移籍。1年半でリーグ戦17試合2得点の成績を残し、今年1月からポルティモネンセに期限付き移籍していた。今季は2試合に出場し無得点。

 移籍先は古巣の仙台が有力視される。仙台は木山隆之新監督(48)のもと、8年ぶりの一桁順位を目標にチーム作りを進めている。昨季はFW長沢駿(31)の7得点がチーム最多で、二桁得点者はゼロ。得点への嗅覚が持ち味の若き元エースが復帰となれば、大きな戦力アップが見込まれる。

 ◆西村 拓真(にしむら・たくま)1996年10月22日、名古屋市生まれ。23歳。兄の影響で4歳からサッカーを始める。富山第一高2年時にはレギュラーとして全国高校選手権優勝。2015年に仙台入り。18年夏にロシア1部CSKAモスクワへ移籍し、20年からポルティモネンセへ期限付き移籍。178センチ、72キロ。

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