内田貞信・日本ボクシング連盟会長、2年前の世界ランク適用猛反対「最終予選できないなら五輪延期を」

開催国枠の代表選手に決まり会見をする(左から)森脇唯人、成松大介、田中亮明。右は日本ボクシング連盟・内田貞信会長
開催国枠の代表選手に決まり会見をする(左から)森脇唯人、成松大介、田中亮明。右は日本ボクシング連盟・内田貞信会長

 日本ボクシング連盟の内田貞信会長(47)は20日、都内で行われた東京五輪開催国枠の代表発表会見で、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になった世界最終予選の復活開催を強く訴えた。

 5月のパリでの実施を予定していた最終予選に代わり、世界ランキングを適用した救済策が検討される見通しだが、その世界ランク自体が2年前のもの。さらに、ガバナンス(組織統治)の問題で除外された国際協会(AIBA)の不正判定が横行した時期と重なる。内田会長は「すでに引退したり階級変更した選手もいて、ましてやAIBAの不正が反映されたと思われるランクで決めることには猛反対です」と苦言を呈した。

 2年前の世界ランクが救済策に適用されれば、日本にも大きな影響を及ぼす。当時世界ランクがなく、最終予選で五輪切符取りを目指す男子フェザー級の堤駿斗(20)=東洋大=ら、男女5人の道が閉ざされることになる。内田会長は「あくまでも私見だが、最終予選ができないなら、五輪の延期も考えるべき。IOCの言う選手ファーストにのっとり、より平等に力のある選手が選ばれるためには開催時期をずらした方がいい。延期の時期としては、1年後ぐらいが一番ベストと個人的には思う」と話した。(小河原 俊哉)

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