全中駅伝2年連続MVP細谷愛子が卒業…4月5日記録会で早くも“高校デビュー”へ

昨年6月の県中学選抜陸上大会の女子1500メートルで杉森(左)とデッドヒートを繰り広げた細谷
昨年6月の県中学選抜陸上大会の女子1500メートルで杉森(左)とデッドヒートを繰り広げた細谷
卒業証書を手に静岡東中を巣立った細谷(カメラ・塩沢 武士)
卒業証書を手に静岡東中を巣立った細谷(カメラ・塩沢 武士)

 静岡県内各地で中学校の卒業式が行われた19日、静岡東中(静岡市)では全国中学駅伝で2年連続MVPの細谷愛子が、部活の仲間や友人との別れを惜しんだ。進学する立命館宇治(京都)では、早くも4月5日の記録会で“高校デビュー”を飾る。

 中学女子陸上界をリードする細谷が、学びやを巣立った。「合唱がないのは、ちょっと残念でした」。新型コロナウイルスの影響で卒業式の規模も縮小されたが「3年間楽しかった」と、充実した日々を振り返った。

 4月からは全国高校駅伝で3度の優勝を誇る名門・立命館宇治に進む。「全国トップ選手が多い。そういう環境でやりたかったし、走りの面でも人としても成長できると思った」と、進路を決めた理由を明かした。

 陸上界に衝撃を与えた、中1時の全国中学駅伝大会。アンカーで区間新の快走を見せ、3位に貢献してMVPを獲得した。中2時には再びアンカー。10人抜きの爆走で2位に導き2年連続のMVPに選ばれた。3年時はケガに苦しみ全国駅伝の出場こそ逃したが、今年2月の全国中学生クロスカントリー大会で2連覇するなど、実績を残してきた。

 立命館宇治では“細谷育成プラン”が進む。今月31日に引っ越し、4月1日から練習に参加予定。新型コロナウイルスの影響で開催は未定だが、4月5日の記録会に800メートルでエントリー済み。開催すればいきなり“高校デビュー”となる。初の公式戦は12日の京都府高校春季大会の予定で、1500メートルに出場する見込みだ。

 18日に北浜中を卒業したライバルの杉森心音(15)は、同じく強豪の仙台育英(宮城)に進む。「県大会や記録会でよく会っていたけど、今度はインターハイや全国駅伝などに出た時にしか会えないので寂しい」。それでも、強くなりたいと、静岡を飛び出す思いは一緒。「全国優勝したい」。高校トップを目指し、古都へと旅立つ。(塩沢 武士)

 ◆細谷 愛子(ほそや・あいこ)2004年7月22日、静岡市生まれ、15歳。小3時に千代田ACで競技を始めた。静岡東中では1、2年時に全国中学駅伝に出場。ともにアンカーを任され、3位、2位に導き、2年連続MVPに選ばれた。家族は両親と姉、妹。161センチ、45キロ。

昨年6月の県中学選抜陸上大会の女子1500メートルで杉森(左)とデッドヒートを繰り広げた細谷
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