サニブラウン、東京五輪100M&200M兼務OKに…陸連が400リレー金へ戦略承認

東京五輪で活躍が期待されるサニブラウン
東京五輪で活躍が期待されるサニブラウン

 日本陸連は19日、都内で理事会を開き、強化委員会による東京五輪男子400メートルリレー戦略を承認した。個人の100&200メートル兼務に日本選手権(6月、大阪)2冠など4条件を設けたが、選考要項への記載は見送った。麻場一徳強化委員長(59)は「要項に書くと拘束力が強くなるので避けた。制限するような文言は陸連のスタンスに外れる」と経緯を説明した。

 昨年12月の理事会では、種目兼務を要項で制限する案に、2種目で代表有力のサニブラウン・ハキーム(21)=米フロリダ大=は「個人で頑張ってこそリレーへのやる気も上がる」と異論。現場からも「趣旨は分かるが、(要項で)文字にすると高圧的」との声も出たという。「戦略」にとどめたことで、例えば日本選手権の100&200メートルV争いが五輪決勝レベルの高水準となり、複数が五輪両種目で活躍が期待される場合などに弾力的に判断できる。

 条件の「(五輪)決勝進出の可能性を示す記録水準」は、ともに現在の日本記録を上回る強化指定シルバーの認定タイム(100メートル=9秒93、200メートル=19秒94)を想定している。「(戦略公表は)金メダルに向かっていけるような態勢の表れ」と麻場委員長。戦略を目標に各選手が個の力を向上することが、何より金メダルに近づく。(細野 友司)

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