【巨人】坂本、遊撃手最多出場へ“鳥谷魂”「ショートでずっと出続ける難しさを見て尊敬の気持ちしかない」

スポーツ報知
気合を入れてロングティーに臨む坂本(カメラ・橋口 真)

 巨人の坂本勇人内野手(31)が19日、“鳥谷魂”で遊撃手最多出場に向け気合を入れ直した。「気を引き締めて大きなけがをしないってのも大事なのでそこは意識してやっていきたい」。今季の坂本は「2000安打」が注目されるが、同時に遊撃手最多出場という大記録も待つ。現在、遊撃手での出場数は通算1646試合で歴代4位。残り122試合で、現状の記録のままなら石井野手総合コーチ(1767試合)を抜き頂点に立つ。 

 そこで坂本に刺激を与えたのが鳥谷の存在だ。阪神不動の遊撃手として活躍し歴代2位の通算1761試合に出場。今年で39歳を迎えるが新天地・ロッテへ移籍し、現役続行も決まり記録を伸ばす可能性も残されている。グラウンドで白球を追い続けることを決めた姿に刺激を受け「また同じ舞台でプレーを見られるのはすごく光栄なこと。交流戦とかで戦えるのが楽しみです」と再戦を熱望した。

 坂本にとって鳥谷は「僕がプロに入った時からずっとゴールデン・グラブも取って阪神でバリバリやってた方」と他球団といえども敬愛している先輩だ。「ショートでずっと試合に出続ける難しさを見て、尊敬の気持ちしかないですし『すごい人だなあ』と思っていつも対戦していた」と振り返る。鉄人のようなけがをしない鋼の体で、勇人は大記録を目指す。(小林 圭太)

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